　浜松町の芝離宮恩賜庭園と浜離宮恩賜庭園に行ってみた。

　どちらも江戸時代の大名庭園に端を発する歴史ある庭園だ。

　浜離宮の方が海に面していて規模が大きい。芝離宮の方は起伏に富んでいて趣がある。

　春には大きな桜が咲くがそれ以外は花の類がない緑一色の庭園だ。ツツジが申し訳なさそうに隅っこでちょろりと咲いている。森の中ではカラスが目立たないように巣を作っている。たぶん人間をあまり威嚇すると駆除されてしまうことを知っている。

　浜離宮の中には茶屋があり、抹茶とキンツバのセットを売っている。

　気持ちの良い風に吹かれながら氷の浮いた冷たい抹茶を飲みながらこれを食す。

　観光客の団体が来てガヤガヤと会話をしている。

　ガイドさんがティー・オア・コーク？と注文を集めている。

　いやいや、折角日本にまで来たならここは抹茶一択でしょう。それともアメリカ人はどこに行ってもコーラなのかな。

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