　拙作『冒険者　あるいは　和を乱す者ー化獣戦記ー』

　この世界で、化獣と言うモンスターが生息する領域を『Ｇエリア』と呼んでいます。

　これは最初のプロットで「隕石の衝突で地表が滅茶苦茶になり、再生する地域にＡ〜Ｇまでの７レベルで優先順位を付けた」名残です。

　Ｇは最下位で「化け物がいて危険だから再生を放棄」した地域と言う設定でした。

　宇宙圏へ人類が脱出するとかの設定は、後付です。『赤塵のサンダーバードー機兵戦記ー』で「宇宙に移民した勢力」を想定したのを、こちらへ持ち込みました。

　電磁波が干渉してレーダーも無線も使えない世界は共通の設定ですが、これは戦争を『中世の戦い』に引き戻すための、私的には絶対条件ですね。

　化獣の遺骸が、遥か未来で重甲機兵の骨格（フレーム）になる……と言う繋がったイメージは最初期に持ってました。

　なので『化獣戦記』と『機兵戦記』は繋がった世界で、エリスこそが重甲機兵の御先祖様にあたります。

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