第36話 ユルく創作論(引きちぎれた左腕?)

 また『盾の乙女、異形に魅入られる~射干玉綺譚~』の第01話。


>引きちぎれた左腕が、海賊の剣の側に転がる


 ここでは「海賊の剣」に「ヴァイキングソード」のルビをふりました。これ『人狼に狙われた村』でやったから繰り返しです。それだけです。


 さて・・・「引きちぎれた左腕」。剣を振るったんだから「断ち斬られた左腕」の方が格好いい。そう・・・なんだけど『人狼に狙われた村』で、この剣を「叩き付けるための剣」と書いちゃってました。

 実際、切れ味のある剣ではありませんから、この剣を腕に振り降ろされたら骨が砕けて肉が潰れることになるでしょう。ショック死するかも知れません。

 まあ・・・黒いモノさんは不死身なので、そこは気にしません。

 結局のところ「引きちぎれた左腕」は、「断ち斬られた」ではなく「潰された」でもなく、都合に合わせた妥協的な表現でした。


>身長の高さは、わたしと同じくらい


 これはちょっと失敗だったかなと思ってます。重いヴァイキングソードを振り回すんだからラゲルナさんは相当ガタイのいい人です。身長も高いはず。

 仕方ないので、黒いモノさんが「背の高い女性に見える」ことにします。

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