第34話 ユルく創作論(希望的な一文?)
私事ですが、新作で『盾の乙女、異形に魅入られる ~射干玉綺譚~』を書き始めました。
その第01話「黒いモノ」の11行目あたりで
>声のする方向へ駆け出す
の一文を入れました。
こんなことができたらいいなぁ・・・と言う希望的な一文です。
私は、左耳が聞こえません。聴力ゼロ、生まれつき・・・ですね。なので、子供のときの一番の疑問って「どうして人間には耳が2つあるんだろう?」でした。
子供ですから・・・自分だけ、とは思いません。「人間は左耳は聞こえない生き物」だと全く疑ってませんでした。
親とか学校の先生とか親戚のおじさんおばさんとか近所の人とかに「何で、耳は2つあるの?」と質問してました。
実際、離れた所から名前を呼ばれても声の方向が分からずキョロキョロしてましたから、小学校低学年では先生に「頭おかしいのか?」と公然と言われました。それでイジメにも遭いましたね。
学校で聴力検査があったんだけど、正直に「聞こえない」って言うと「ふざけてるんじゃない!!」とスゴい剣幕で怒鳴られました。仕方ないから検査してる人の手の動きを見て聞こえるフリをしました。
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