異世界デイサービス

はんぶん

第1話 理学療法士が異世界転生?

異世界転生作品に初挑戦!


よろしくお願いします!




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僕の名前は空打奈央留からだ なおる




リハビリの専門職である


理学療法士として10年デイサービスで働いていた。




享年33歳。




そして、今


神様からの全力の謝罪を受けていた。




「なんで、僕は全力で謝罪されているんですか?」




「こちらの不適話で日本での人生を終わらせてしまったんだ


謝罪するのは当然であろう。」




話によると


神様の不手際で、凶悪犯罪犯と僕を勘違いして


命を奪ってしまったらしい。




「異世界に転生ですか?」




「そうだ、今回のお礼の質しとして別の世界で生き返らせてやろうということだ」






「じゃあ、僕の体は?」




「死因の死蔵の病気は取り除き、体も丈夫に再生させておこう。」




「ありがとうございます!」




「こちらの不手際で、其方の命は奪われたのだ。


これくらいは当然であろう」




「ありがとうございます」




「生まれ変わった世界では


何かやることはあるのでしょうか?」




「特にないぞ、日本でやり残したことを


第二の人生でやって欲しいくらいじゃな」






「分かりました…」




「なんじゃ、何か不都合があるのか?」




「いえ、一度死んだ身でありながら


もう一度生きるチャンスをもらえたのですから何も


文句はありません」




「あー…


こちらの都合で日本での命を終わらせてしまったんじゃ


お前の願いを一つだけ叶えてやろう」




「僕の願いですか?」




「ああ、特殊なスキルとかすごい武器を持っていくとか…」




「では、異世界でもリハビリの仕事がしたいです!」




「リハビリの仕事?」




「はい!


僕はリハビリの仕事が大好きで、人の体を良くすることが生きがいだったんです


ですから、異世界でもリハビリの仕事をやりたいです」






「う、うむ。分かった。


では、リハビリとやらに必要なスキル【改善する者】を授けよう」




「ありがとうございます!」




「もう一つくらいなら願いを叶えることもできるぞ」




「えっ!申し訳ないですよ!」




「いいから!申してみよ!」




「では、リハビリをするためには


相手も体のどこが悪いか見極めなければなりませんので


評価するスキルが欲しいです」




「分かった!【改善する眼サーチ】を授けよう」




「ありがとうございます!」




「そして、今回は神々の不手際でこのような事態になったのだ


転生するそなたに、神々からのギフトを贈ることにする」




「ギフトとはなんのことですか?」




「それは、異世界に到着してからのお楽しみだ


では、そろそろ転生の時間だ」






「はい!、短い時間でしたがありがとうございました。」




「ああ、では健闘を祈っているぞ。」




そして、僕は深い眠りについた。




気がつくと、


僕は森の中にいた。










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自分の体を動かしてみる




手足は自由に動くようだ




そして、体の中から不思議な力が湧いてくる感覚がある。


これも神様のおかげなのだろうか。




体の動き、軽やかさから


若返ったような気がする




多分10代後半の感覚だ




服はどうだろうか?


見たことのない服を着ている。




昔やったRPGの村人のような服装だ。




そして、神様にもらったスキルを使ってみる。


「スキル【評価する眼】サーチ」




自分のステータスが見える。


持っているスキルや攻撃や防御などのステータスを見ることができる




「あれ?攻撃や魔法の数値がぼやけて見えない…」




何かのバグでも起きているのだろうか?




まぁ、転生させてもらったんだし


贅沢は言ってられないよな。




僕は立ち上がり


周りを見渡してみる。




小さな村みたいだ


しかし、人の気配は全くない




建物はあるが


使われてる様子はない。




…もしかして


魔物に襲われた!なんてことはないよね?

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