4話 新居の場所

蒼母「いや~、実はね…」


蒼母「場所が矢羽田市なのよ。」


蒼優「 ん?矢羽田市?」


 嘘だろ?矢羽田市?!ここから三つ駅を越えたところじゃないか?!遠すぎるだろ?


簡単な図🗺️

碧郷(あおさと)市→○○市→○○市→矢羽田市(今は碧郷市に居る。)


 …地図的にはこんな感じだ。


…横で岳雅さんが口を開けている。とても歯が綺麗。何使って磨いてるんだろ?

…じゃなくて、まぁ、そうなるか。だってさ、2つも駅を過ぎた場所なんだぜ?

 ちなみに矢羽田市はかなり田舎である。

駅2つと言っても一つ一つの間がめっっっっっっちゃ空いてるから実際は駅6つ位離れてるけど。


 そりゃ驚くわな。


蒼優「なんで矢羽田市に家があるかは置いといて、母さん。俺はそこに住むのか?」


蒼母「あら、嫌なら無理して住まなくても良いのよ?」


蒼優「…そこに住まわせて頂きます。」


蒼母「それでいいのよ!」


さっきからイラッとするなコイツ。


蒼優「ところで母さん、その家って大きいのか?」


蒼母「?ええ、どちらかと言えば大きいと思うわ。」


蒼優「そうか…少し待っててくれ。」


蒼母「?は~い」


物分かりの良い母親で助かる。イラッとするが。さて、俺が言いたいのは…


蒼優「岳雅さん。」


奏「うん?どうしたの?」


蒼優「岳雅さんさ、俺と一緒に住まないか」


奏「?????????????????」


ヤバい、岳雅さんがショートしてしまった。


蒼優「お~い岳雅さ~ん?」


奏「?あっ、はい。」


蒼優「いや、あの、はい じゃなくてだな」


奏「あっ、えっと、う~~~~ん、(私的にはその方がありがたいんだけど、多分迷惑じゃないかな…)」


蒼優「今 迷惑じゃないかな… とか思ってたりするか?」


奏「えっ、よくわかったね」


蒼優「まあ、俺と岳雅さんって結構似てるしな。」


奏「そうかな?…で、同居についてだけど…確かに私はその方が助かるけど、なんで蒼優君がそこまでしてくれるの?隣人って言っても学校で関わりはなかったし、プライベートでも会釈位だしそこまでする理由が…」


………確かに。なんで俺はこんなに岳雅さんに手を貸すんだ?岳雅さんの言う通り学校でもプライベートでも関わりはなかった筈だ。


 でも何故だろう。

俺は何故か「岳雅さんを助けたい」という思いがある。


 理由はない。ただ俺が助けたいって思うからだ。夢見が悪いのかもしれない。が、わからないものはわからない。「助けたい」っていう気持ちがあるということで割りきろう。


蒼優「理由なんて無いよ。俺が岳雅さんを助けたいって思ったからだ。」


奏「ん~~~、それでも…私何もできないし…」


蒼優「別にいいさ。何かして欲しくて同居のお誘いをしてる訳じゃないからな。」


奏「蒼優君のお母さんは許可してるの?」


蒼優「まあ住むの俺だし良いだろ。」


奏「そういうものなのかな?」


蒼優「そういうものだよ。で、どうするの?」


奏「蒼優君がいいなら、出来れば…」


蒼優「じゃあ決まりだな。」




蒼優「母さん、終わったよ。」


蒼母「随分と長かったわね?」


蒼優「俺の勝手だろ」


蒼母「まあ、良いわ。」


蒼母「最終確認だけど、本当に私が昔住んでいた家に住むのね?」


蒼優「ああ、そうする。」


蒼母「わかったわ。明日に行くの?」


蒼優「そうだな、明日は土曜日だから行くつもりだ」


蒼母「了解。じゃあ住所を教えとくわね。」


蒼優「あっ ちょっと待ってくれ、メモが欲しい」


奏「はい、メモ(小声)」


蒼優「あ、ありがとう(小声)」


準備が良いな岳雅さん


蒼優「よし、いつでもこい。」


蒼母「じゃあ言うわよ?

○○○-△△△-□□□です。」




蒼優「オッケ メモできた。ありがとう、母さん。こんな夜遅くに…(現在は夜の1時00分)」


蒼母「まあ、たまにしかない息子のお願いだからね。じゃあ、もう寝るわ。お休みなさいって言いたい所だけど此処海外よ?時間がズレてるから安心なのよね〜」


蒼優「あ、確かに。まあ、だとしてもありがとう。おやすみ」


蒼母「ええ、おやすみ。また連絡しなプツッ


蒼優「終わったよ。岳雅さん」


奏「まだ話してなかった?」


蒼優「じゃあ新居には明日行くとして、

今日はもう寝ようか。」


奏「…わかった。お休み、蒼優君」


蒼優「ああ、お休みなさい」


一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 ⚠️この物語に出てくる「人物名」「地名」は作者の「なんとなく」で作られています。


実際の「人物名」と「地名」には何の関係もございません。そもそも存在しない「地名」も出てきます。


 ⚠️基本的に「」の着いてない文は、神の声(作者からの説明的な)か、蒼優の内心で思ってることです。


 ⚠️ホテルと言っても🏨○ 🏩✕です。


「性的描写有り」となっている本作ですが、今のところ書く予定はありません。楽しみにしていた方々、申し訳ございません…。


 もしかしたら今後に書く可能性はありますので、そちらを期待していてください。


 本当は一話の最初に書く筈(はず)なんですけど、はじめての投稿なので、テンパってしまったで今書かせて頂きます🙏


はいそこ!編集出来るじゃんと思った方。

全くもってその通りです…が、言いたいことがあったので、

「もういいや。今、書いちゃおう」

っていうことで書きました。


てな感じですね。


 長々とすみませんでした💦


 次回からも頑張っていきますので応援よろしくお願いします🙇‍♂️


それではお休みなさい。


(書いてる時刻は23:38(11:38)ですね)

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