2話 とりまホテルへ

 あれから少しして、ホテルへ着いた。


とりあえず二人共一部屋ずつ借りた。


部屋に荷物を置いてから岳雅さんを呼ぶ。

(連絡先は移動中に交換済み)


ピロン(ラ○ンの音)


メッセージ 奏「来たよ」


メッセージ蒼優「今開ける。」


蒼優「こんばんわ」


奏「こんばんわ」(今は夜の20時)


蒼優「俺の部屋じゃないけど、座って。」


奏「ありがとう」


蒼優「紅茶飲む?」


奏「そんなの持ってたんだ?」


蒼優「ああ、なんかキッチンにあった。」


奏「えっ?それって飲んで良いやつなの?」


蒼優「まあ、お金を払って泊まってるホテルの品だし良いだろ。」


奏「じゃあ、お言葉に甘えて少し貰おうかな。」


蒼優「はいよ。」


奏「(入れるの早っ?!)…ありがと」


蒼優「どうかした?」


奏「いや、なんでもないよ」


蒼優「?…まぁいいや。味はアールグレイだって。言うのが遅いかもだけどアールグレイ大丈夫?」


奏「アールグレイは結構好きかな。」


蒼優「そう。なら安心。」


奏「…おいしい」


蒼優「よかった…」


奏「そんなに心配したの?おいしいかどうか。」


蒼優「人に飲んで貰うことが無かったからな。」


奏「じゃあ、私がはじめて?」


蒼優「うん」


奏「…そうなんだ」


蒼優「どうかした?」


奏「ううん、何も」


蒼優「そう?わかった。じゃあ、今後について話そうか。」


奏「そうだね」


蒼優「まぁと言っても、俺は母さんに電話するだけなんだけどね」


奏「じゃあ、今、電話する?」


蒼優「そうだね、そうさせて貰ってもいいかな?」


奏「いいよ」


蒼優「じゃあ、いきます。」


プルル プルル プルル


???「Hello?」


蒼優「もしもし」


蒼優の母(以後「蒼母」)「あら~~、蒼ちゃんじゃない~!久しぶり~どうしたの?」


蒼優「うるさっ(小声)いや~久しぶりだね。元気にしてた?」

蒼母「疲れてたけど、蒼ちゃんの声を聞いたら全部吹っ飛んだわ!」


蒼優「…元気そうでなにより。」


蒼母「で、どうしたの?蒼ちゃんのことだし何か無いと電話なんてしないとおもうんだけど…」


蒼優「話が早くて助かるよ。」


蒼母「やっぱり何かあったの?」


蒼優「実はあのアパートがなくなってさ、」

蒼母「えっ?マジ?」


蒼優「マジも何も大マジよ」


蒼母「あら~、それは災難ね~。」


蒼優「なんでそんなに軽いんだよ!」


蒼母「だって私は困ってないし…」


蒼優「おい」


蒼母「冗談よ~冗談。」


蒼優「あのなぁ~…」


蒼母「じゃあ住むところがないから家寄越せてきな感じ?」


蒼優「…そうだよ」


蒼優「いいわよ~」


蒼優「なんか軽くない?さっきから。」


蒼母「そんなことないわよ~」


蒼優「じゃあいいが…」


蒼母「家についてだけど、家ならもう有るわ。」


蒼優「………え?なんて?」


蒼母「家についてだけど、家ならもう有るわ。」


蒼優「誰が同じこと2回言えと言った?」


蒼母「そんな怒らないの。まあ、言ってなかったのは悪かったけどね。」


蒼優「ほんとだよ もう驚かせやがって。」


蒼母「まぁ、場所に難有りというか…なんというか…」


蒼優「え?なに?」


蒼母「いや~、実はね…」


一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 どうも、応援一つがどれどけ嬉しいことかを学んだカルナルです。

 大丈夫か分からないので名前は伏せますが、応援本当にありがとうございました!


 そしてですね、自分は今年受験生でありまして、多分かなり投稿ペースが遅くなると思われます。ですが隙間時間を見つけて投稿していくつもりですので、これからも何卒(なにとぞ)よろしくお願いいたします!


じゃあね~👋



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る