第4話 俺のロボットが強すぎる


『安全確保のためコクピット内に転移します』


 目の前に立つ青い目をした純白のロボット──バビロンはそういうと、周りの景色が一瞬にしてロボットの操縦席としか言えない場所に移り変わる。


「なんだここ!?」


『私のコクピットです。マスター認証に伴い、オートモードからダンジョンスレイヤーモードに移行します』


 俺の声に応える女の人の声──バビロンの声が聞こえるとサイドについている状態表示のモニターの簡易的な姿のバビロンが白色から赤色に変化する。

 よくわからないが、なんだか強そうな状態になっていることはわかった。


『マスターによる操縦の必要に伴い、バトルデータ同期』


「ガアアアアアア!」


 バビロンが何やら通知すると殴られてダウンしていたケルベロスが起き上がり、こちらに飛びかかって来た。

 反撃しなくちゃやばい!と思うと体が無意識に操縦を行い、ロボットの右腕部からマシンガンが展開と同時に掃射された。


「キャイン!」


 プロ攻略者を一撃で戦闘不能に追い込んだケルベロスがなす術もなく弾丸の雨に蹂躙され、蜂の巣になる。


「グルルル……」


 頭のチェーンソーはへし折れ、体は一部吹き飛んでいるというのに、ケルベロスは生きているようで憎悪を濃密に含んだ唸り声を上げる。


「なんだあいつ? 傷が勝手に塞がっててる」


『対象に再生特性確認。カタストロフ・レイによる完全滅却を推奨します』


「わかった」


 ボタンを押してレーザー兵装を召喚するとターゲットをロックしてトリガーを押す。


「グオオおおおお!!」


 紅い極光が爆ぜ、光の奔流の中にケルベロスが飲み込まれていく。

 眩い光が消失するとそこにはもう何も残っていなかった。


『対象の完全滅却を確認』


「倒した。ロボット強え……」


 ────


 続きを書くモチベになるので、是非とも星⭐︎⭐︎⭐︎、フォローお願いします!


 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る