森谷はなねの鬱日記

はじめに

　こんにちは、あるいははじめまして。

　森谷はなねです。

　まず簡単に自己紹介をさせていただきますと、私はいじめ・病気・不登校・高校中退……と、10代で起こりうるトラブルをコンプリートする人生を、不本意ながらに歩んでいます。

　……とはいえ、他にももっと大変な出来事なんて世の中にたくさんあるので、幸いながらフルコンプリートには至っていません。まだ。

　現在は通信制高校に通いながら、趣味や外部活動、アルバイトをして日々を過ごしています。

　元々『森谷はなねのひとりごと』というタイトルのエッセイを連載しているのですが、そちらは私自身の嬉しかった出来事や、ただの日常などを楽しみに読んでくださる方が多いです。

　その一方で、私は性質として『躁鬱』を持ち合わせている人間です。そのため、そのエッセイの中には暗い内容、つまり鬱の時のものも混ざっているのです。

「せっかく楽しく読んでいただけているなら、明るくて楽しい内容を増やしたい」

　そう思いつつも、現在鬱状態真っ只中のはなね、そうはできませんでした。

　なので、

「思い切って内容を分けてしまおう！」

　と考え、できたのが『森谷はなねの鬱日記』です。タイトルはちょっと厨二くさいですが、厨二病じゃありません。そこは安心してほしい。

　このエッセイでは、私の鬱状態の時の「こんなこと考えてるよ」「こんなことあったよ」「つらいよ」ということを書いていきます。簡単に言えばネガティブ満載の鬱パレードです。

　延々とネガティブを吐き続けるエッセイにもなり得るし、前を向いて歩む過程を描くエッセイにもなり得る。なので、現段階で具体的に「こんな内容のエッセイになりますよ」とは断言できません。

　このエッセイを読むことで、つらい記憶がフラッシュバックしてしまうかも……とご心配の方には、推奨できない内容になるかと思います。なので、これ以後は自己責任でお読みください。

　あとは、心の状態によって文の書き方がころころ変わるかもしれません。それでも、鬱状態の私を残しておくために、忘れないために、書けるだけ書きます。

　ただのぽやぽやした日常を描く『森谷はなねのひとりごと』も、ぜひ。