第154話 優里亜はどエロいけど清純派
唐突に、優里亜からお泊りのお誘いを受ける俺。
「泊まっていいのか……? 俺みたいなのが、優里亜の家に?」
「う、うん」
ま……マジかよ。
なんとなく、愛莉とのお泊まり会の時とシチュエーションが重なる。
(毎回毎回、当日にS級美少女からお泊まり会に誘われるこのスピード感……もはやサイコロ旅に攫われてしまう大●洋と大差ないな)
だがしかし、愛莉とのお泊まり会の時はワンチャンの匂いすらしなかったが……優里亜は違う。
優里亜は正直言って……俺の知り合いの女子の中で(田中という怪物を抜いたら)一番のドスケベだ。
その上、優里亜は俺の1番の理解者である。
つまり、分かるはずだ。
優里亜とお泊まり会をするなら、寝る時、枕は優里亜のデカ腿枕で安眠したい、というこの気持ちを。
「た、確かに今日は、あたしがメイド服を着て諒太に見せてあげるわけだけど……お泊まり会って、別にそういう目的で誘ってるんじゃなくて……でもその、雰囲気的にそうなったら……」
「ああ、分かってる。もちろんヤるのは」
「……っ」
「デカ腿枕……だよな?」
「は?」
何言ってんだ、と言わんばかりに優里亜は顔を顰める。
おっと……この反応は、どうやら会話のキャッチボールで完全に暴投したらしい。
「お、おい優里亜! 俺の1番の理解者なら分かるだろ! デカ腿枕だよ!」
「は? 枕? いや、あたしが言いたいのは……その……」
「ん? 優里亜?」
「あーもぅ。やっぱエロガキの諒太には分かんないか……はぁ」
優里亜は深いため息をつきながら、手に持っていた水撒き用のホースを置きに行く。
「どういうことだよ! デカ腿枕じゃないなら、優里亜はお泊まり会で何をするつもりなんだ? 他のどエロいことか?」
「べっ! 別にそもそもエロいことはしないし! したかったかどうかは置いといて!」
「はあ? お、おい大丈夫か優里亜?」
「諒太に言われたくないっての!」
優里亜は夏の日差しにやられたのか、やけに顔を赤くしていた。
「そ、そんなことよりほら、うちに泊まれば、諒太が好きそうなゲームが山ほどやり放題だし、あと、お菓子とかも食べ放題だし!」
「なんだその不審者みたいな誘い文句……そんなこと言われなくても、優里亜が泊まっていいって言うなら断らないぞ俺」
「ほ……ほんとに?」
「逆に俺が優里亜の誘いを断ると思ったか?」
「……諒太」
優里亜はそっと笑みをこぼすと、俺の手を掴む。
「そんじゃ……夜までいっぱい遊ぼっか。諒太」
「え、お、おう」
一瞬、優里亜からいつものエロさとはまた違うエロさを感じた。
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優里亜(の太もも)がエロすぎてXでも大好評。
2025年2月7日に本作の書籍版が電撃文庫より発売されます!
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