●デッキを作ろう
・どんなカードがあるの?
カードの種類は大きく分けて二種類です。
強力な魔法生物を呼び出す「ユニット」カード。そして、魔道師が放つ魔法が描かれた「トリック」カード。
先ずはユニットカードを説明します。例として以下のカードを見てみましょう。
Lv.2 魔石喰いの暴君
ユニット -オルフィズ・テレスライト教室・ドラゴン
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①魔石触媒(このカードを唱える触媒として、場に存在する裏側のカードを用いてもよい)
②[条件1]魔石触媒を用いてこのカードを唱えた時
[効果]このユニットは不滅(このユニットは破棄されない)を持つ
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3000/5
このカードは"魔石喰いの暴君"という名のレベル2ユニットカードです。
では、更に解説しましょう。
【Lv.2 魔石喰いの暴君】
ここにはユニットのレベルと名前が記されています。
先程の"魔石喰いの暴君"という名のレベル2ユニットカードという情報はここから読み取ったものになります。
またレベルとは、このカードを唱えるためのコストを表しています。レベルは0~2の3段階あり、このカードは最大のレベル2という事になりますね。
ですが強力なユニットであるが故に、唱えるためには自分の場に存在する他のユニットカードを2体を触媒に、つまりは生贄としなくてはなりません。
同様に、レベル1なら自分の場のユニット1体を触媒に。そしてレベル0は触媒を必要としないユニットとなります。
【ユニット -オルフィズ・テレスライト教室・ドラゴン】
ここにはユニットの特徴が記されています。
このユニットであれば、[オルフィズ]、[テレスライト教室]、[ドラゴン]という3つの特徴を持っている事が分かりますね。
カードの中にはこの特徴を参照するものが存在します。例えば[テレスライト教室]ユニットをデッキから手札へ加えると言うカードを唱えた時、このユニットは[テレスライト教室]の特徴を持っているので手札へ加える事が出来ます。
【①魔石触媒(このカードを唱える触媒として、場に存在する裏側のカードを用いてもよい)】
【②[条件1]魔石触媒を用いてこのカードを唱えた時
[効果]このユニットは不滅(このユニットは破棄されない)を持つ】
ここにはユニットの特殊能力が記されています。
まず最初に①の効果。魔石触媒と書かれていますね。このカードは後ろにこの能力の詳細が書かれていますが、場合によっては魔石触媒としか書かれないカードもあります。
これは能力コードと呼ばれるもので、この言葉だけで能力の内容を表しているタグのようなものです。つまり「このカードを唱える触媒として、場に存在する裏側のカードを用いてもよい」という能力を魔石触媒という言葉に置き換えているという事です。
次に②の効果ですが、こちらは使用条件が付いていますね。この場合は①の魔石触媒の効果を使用してこのカードを唱えた時に使用が解禁され、。強力な能力コードである不滅を得る事が出来ます。
【3000/5】
ここにはユニット戦力が記されています。左がパワー、右が与ダメージです。
この能力値は、後にゲーム進行の流れで説明するアタックフェイズで利用する事になります。
まずは左に書かれてあるパワーについて。
パワーは他のユニットとバトルを行う時に参照します。相手のパワーと自分のパワーを比べて高い方が勝ち、負けたユニットは破棄され、そのユニットをコントロールしているプレイヤーにダメージが入ります。
そしてパワーが0のユニットには特殊なルールが存在します。それはバトルへの参加権が無い事です。自分から相手に攻撃する事が出来ず、相手のユニットにもバトルの相手として狙われません。
次に右に書かれてある与ダメージ。これはこのユニットが相手に与えられるダメージを表しています。
先程のパワーについて説明している時、ユニットが負ければダメージが入ると説明しましたが、そのダメージの決定にこの値が関わる事となります。
例としてこのユニットがバトルに勝利して相手にダメージを与える場合、このユニットの与ダメージである5点を与える……と言いたいところですが、ここでもう一つルールが存在します。
ユニットとのバトルに勝って相手に与えるダメージは、ユニットの与ダメージから1を引いた数です。つまりこのユニットであれば、5から1を引いて4点のダメージを相手に与える事となります。
では、このユニットで5点のダメージを与えるにはどうすればいいのか。それは、相手プレイヤーにこのユニットが直接攻撃をしなければなりません。
相手プレイヤーにバトルに参加出来るユニットがいない場合、直接攻撃が解禁されます。
次にトリックカードの説明を行います。まずはこののカードを見てみましょう。
名画複製
トリック -絢爛美術展
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①[条件1]自分の手札から[絵画]ユニットを1枚破棄する
[効果]自分のデッキから破棄した[絵画]ユニットを1体選び、自分の場に出す
このカードは"名画複製"という名のトリックカードです。
では、更に解説しましょう。
【名画複製】
ここにはトリックの名前が記されています。
先程の""名画複製"という名のトリックカードという情報はここから読み取ったものになります。
【トリック -絢爛美術展】
ここにはトリックの特徴が記されています。
このトリックであれば、[絢爛美術展]という特徴を持っている事が分かりますね。
【①[条件1]自分の手札から[絵画]ユニットを1枚破棄する
[効果]自分のデッキから[絵画]ユニットを1体選び、自分の場に出す】
ここにはユニットの特殊能力が記されています。
このカードを唱える場合であれば、自分の手札に破棄出来る[美術品]ユニットカードがある事が前提条件となります。
前提条件が達成不可能な状況では唱える事が出来ません。
このカードを唱えて、[条件1]に記載されている「自分の手札から[美術品]ユニットを1枚破棄する」を達成して初めて「自分のデッキから[美術品]ユニットを1体選び、自分の場に出す」という効果が使用出来ます。
しかし、唱えた瞬間は前提条件の達成が可能な状態であっても、相手の対応により不可能になってしまう場合もあるでしょう。
例として挙げればこのカードを唱えた際、相手に対応されて手札の[美術品]ユニットが無くなった場合、唱えたという事実は消えずに[条件1]を達成不可能な為、[効果]は不発となります。カードも手札に戻らず破棄されます。
このルールはユニットも例外ではありません。前提条件が相手に対応されて達成不可能になった瞬間、効果を使用した事実が消えないまま不発となります。
・メインデッキの作り方はどうするの?
基本的なカードの種類が分かったところで次はデッキを作ってみましょう。当然ですが、デッキを作る上でもルールが存在します。しかしそう難しいものではありません。デッキ作成におけるルールは以下の二つです。
1.デッキ枚数は40~60枚まで。
デッキの枚数は最低40枚、最高で60枚となります。この枚数をどうするか。ここは個人の好みが大きく出る部分でしょう。
そしてデッキ枚数に関わるルールを一つここでご紹介しましょう。デッキとは魔法の源であると同時に、決闘における
ユニットカードの説明で与ダメージの話がありましたが、このダメージはデッキの一番上のカードからダメージの点数分除外する事によって処理されます。
デッキ枚数が少なければそれだけ打たれ弱くなり、逆に多いと今度は行動が遅くなるリスクがあるので、枚数には十分気を配りましょう。
2.同名カードは4枚まで。
いくら強力なカードでも、それ1種類だけでデッキを作る事が出来てしまえば健全な決闘にはならないでしょう。ですので同じ名前のカードはデッキに4枚までしか入れられないというルールが存在します。数千を超える種類の中からどのカードを見出すのか。対戦と調整を繰り返し、自分だけの勝利パターンを見つけましょう。
・
先程まではメインデッキのみに絞って説明しましたが、より強力なカードで構成される
こちらにもメインデッキと同様に作成するためのルールが存在します。そのルールは以下の二つです。
1.デッキ枚数は0~15枚まで。
デッキの最低枚数は0枚。つまり、
しかし、強力なカードが多いので出来れば作成しておくと良いでしょう。
2.同じ名称特徴を持つカードは1枚まで
このルールを説明する前にまずは
L 沈黙の画家、カドモンリッチ
ユニット -カドモンリッチ
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[キャスト条件][絢爛美術展・グレートキャスト]トリックにより唱えられる
①[条件]このカードからLデッキから破棄された時
[効果]自分のデッキ・破棄エリアから[絵画]ユニットを1体選び、手札へ加えても良い
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3000/10
これが名称特徴と呼ばれるものです。全ての
例えば、仮に"古き開拓者、カドモンリッチ"という名称の[カドモンリッチ]
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