朝の音
花園壜
( ´ー`)フゥー...
朝活。
と言ってもやたら早く目が覚めて、ほとんどは小説を読んだり、ネット記事等を見ているってだけなのだが……
だいたい三時から四時にかけて、バイクの音が耳に届いてくる。
気温が上がりかけて、窓を僅かに開けておくようになったこの時期。
かなり遠いところからも、走っては停まり、また走っては停まり近付いてくるのが、解かる。
静かな辺境のまちに響くそれは、何処か悲哀を感じさせるものがあった。
「あ」と思ってAIさん(Microsoft Copilot)に
「新聞配達員の悲哀を短編小説にして」
と打ち込んで見た――
「配達の孤独」
彼は毎朝、暗闇の中で自転車にまたがり、新聞を配達していた。路地裏や住宅街を静かに進む彼の姿は、町の一部として溶け込んでいた。
しかし、彼の仕事は決して華やかではなかった。新聞配達員は目立たない存在であり、誰もが当たり前に受け取るものだった。彼は名前も知られず、感謝されることもなかった。
朝日が昇る頃、彼は最後の一軒を訪れた。老夫婦の家だった。彼らはいつも笑顔で新聞を受け取り、お礼を言ってくれた。その瞬間だけ、彼は自分の存在を意識した。
しかし、他の家では違った。ドアを開けると、無言で新聞を受け取る人々。時折、不機嫌そうな顔をされることもあった。彼はただ黙々と仕事をこなし、次の家へと向かった。
雨の日は特につらかった。濡れた新聞をポストに入れると、彼はため息をついた。誰かが感謝の言葉をかけてくれることは滅多になかった。
そして、冬の寒さ。凍える手で新聞を折り、ポストに入れる。彼は何度も「もうやめようか」と思ったが、なぜか続けていた。
ある日、彼は新聞社から「配達員不足」という通知を受けた。新聞は減っていく一方で、彼の仕事はますます厳しくなっていた。
「もう限界だ」と彼は思った。しかし、老夫婦の笑顔を思い出すと、なぜか踏ん張れた。
彼は毎日、新聞を配達し続けた。孤独な仕事だったが、誰かのために役立っていると思うと、少しは救われた気持ちになった。
新聞配達員は、目立たない存在かもしれない。しかし、彼らの仕事は町をつなぐ大切な役割だった。
(以上Copilot プレビュー版による生成)
――なるほど。AIさん凄い。
大きな咳払い(ただの咳とは思えない。必ず同じ場所で)も、バコン! と言わせポストに放り込むのも、時々そこらへんにしていく立ち小便も……
なんだかドラマなんだなぁ、と思えてきた。
頑張れ! 配達員。
さて、僕も今日は出勤だ!
朝の音 花園壜 @zashiki-ojisan-k
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