居石入魚の作家飯

第17話 若返り薬膳・納豆小鉢

　老いが恐怖である。

　居石は若い頃、アスリートだった。

　陸上選手だった。

　ムキムキでバッキバキだった。

　だが今やダルダルのブヨブヨ。

　お腹が出てるのだ。

　ブヨーンって。

　老いが恐怖である。

　居石は若い頃、モテモテだった。

　自分で言うのもなんだが。

　モテモテでバッキバキだった。

　寄る年齢には勝てず。

　迫る加齢には敵わず。

　筋トレしても効果は薄く。

　竹刀を振ればフラフラ。

　これは良くない。

　最強の薬膳。

　“納豆”に頼る他、あるめぇ。

　・材料

　納豆(なんでも。ひきわり納豆が食べやすい)、キムチ、小松菜、塩昆布、イカの塩辛、オクラ

　・調味料

　味噌

　・作り方

　①オクラは塩ずり。下茹でして冷水で冷やす。そしたら輪切り。小松菜も茹でたらザク切り。

　②材料を全部混ぜるだけ。

　③味噌で繋ぐ。

　発酵食品のコンボ。

　素麺に乗せたり、ご飯に乗せたり。

　納豆菌をキムチと塩辛の乳酸菌が食べて活性化するので老廃物や酸化細胞をギュルンと排出。ネバネバは胃粘膜を保護するので夏バテにも良い。

　酒はビールか日本酒。

　塩麹や酒粕などの発酵食品を加えると若返り効果アップ。その際はモロヘイヤを足したり発酵食品である漬物を刻んで足したりして塩辛さを調節してね。

　私、41歳なんだけども。

　旧Twitterのアイコン観て貰うと解る通りに外見年齢が若いの。

　山形。

　発酵食品食うからね。

　是非、試してみてね。