第8話 2024/06/09 インスピレーション
昨夜は合気道の話を書いたが、どうも新入社員の頃に稽古した合気道に戻った後は、大学時代に燃えたエレキギターに戻って、そして高校時代にやった少林寺拳法にもどり、最終的に子供の頃に練習した水泳に戻るような気がする。分かんないけど。ただ、どうかなあ、今回は神道に目覚めちゃったし、その流れをくむ合気道でとどまりそうな気がするんだけど。というのも少林寺拳法というのは、大宇宙の根源の生命を司る法を敬うという新興宗教だからね。この意味では、創価学会と同じものを信奉しているのだが、どちらも神道とバッティングする。それに高校時代は貧乏だった。あの頃の記憶がよみがえるのが嫌だ。合気道を稽古していたころは、都市計画の研究員で年収が400万円あり、外食なんか何のためらいもなくステーキとか食っていた。
しかし、私が母親に合気道に通うと告げると、「また、躁になってるよ!」と怒られるのだが、それをどうかわすかだ。今までの人生経験則では、かわせないほど大きなものが来ているときは、「とっとと、止める」である。しかし、今回は日曜日週一なんとか頼む、で行こうか。ただ、母親にはなんで少林寺拳法に戻らないのかと言われたことはある。高校時代週六で稽古していたではないかと。その方が合気道で新しい武道を習得するためのストレスの軽減になるという意味も込められていると思う。高校時代貧乏だったと書いたが父親が、母親にせがまれて家を建て増した。そして、ローン返済のため緊縮財政を取った結果、私が好きな服を買ってもらえなくなっただけで、飯などはたらふく食っていたからね。そういう意味では本当の貧乏ではない。私が貧乏だったのはアメリカでのツアーガイド時代だ。あれはきつかった。
それにしても高校時代は、本当に良かったんだよ。明るく輝いとったなあ。楽しかった。私は、背が、高いし自分で言うのもなんだが、顔もハンサムで女の子にもてた(嘘)。しかし、喧嘩は絶対に負けないという自信はあった。また、明るく輝いていたというのは嘘ではない。どうも、未来が明るく感じられていたのだ。こういうのって、大概の高校生がそうなのだろうか。いわゆる若いっていいよね!とか、あるいはモラトリアムからくるものとか。しかし、俺は少林寺拳法を三年で引退し、エレキギターを始めたころからどうも道を踏み誤った気がする。やはり、もう一度少林寺拳法に戻った方がええんとちゃうか。
私はベッドに寝ているが、その頭の上には、少林寺拳法初段を取った奇状(免許証みたいなもの)が貼られている。ここは一丁、母親に合気道ではなく、少林寺拳法に戻る。だから道場に行かせてくれと頼むか。どうかなあ、どうなるか。大阪北同院のHPを開けると週二で二時間って書いてあるし。これは、なんぼなんでもきついのではないだろうか。それに合気道の天心道場の藤谷美也子先生には行きますって約束しちゃったしね。ここは、なんとかして、うーん、分からん。ヨガとか水泳くらいが、ちょうど良いと母親には言われているし。ほんま、千里中央のスポーツクラブに入って、水泳しちゃおうかね。ヨガのクラスもあるしね。いや、しかし、ここは初志貫徹で合気道に戻るか。とりとめもない文章になったが、私は今インスピレーションが冴えるブレスレットをしているのでとりあえず合気道で行こうと思う。
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