苔に住む生き物

@UminoMiyako

第1話 移動

今、走行音を響かせながら、トンネルを出た電車。

さて、そんな電車に乗る、特異な者が一人。

その者の名前は、ナユタといった。

彼は、この国の秘密警察を務めている。

年齢は不詳だが、若くも見えるし、年老いても見える、不思議な人物だ。

性別は不明である。

顔立ちが整っていてパーマのやや長い髪。そのような中性的な容姿からは、勿論、全然分からない。

まぁ、そんなことは考えなくてよいのだが。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る