第11話:妄想に耽る少年。
僕は子供の頃から現実にはないものに興味を持っていたみたいです。
物心ついた頃、自分でもみんなとは、少し違うなって思ってました。
いつも空想に耽っている夢見る少年でした。
ひとりの時は、妄想に明け暮れて現実逃避してましたね。
だから子供の頃は海外のSF小説を好んでよく読んでました。
あとはやっぱり海外のファンタジー。
他には妖怪なんかも大好きでした。
余談ですけど、僕は水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」より
「悪魔くん(初期)」のほうが好きでした。
あとはね日本書紀とか、神様の時代って、そんなのあり?みたいな話が
あって面白いですよね。
天使の話や悪魔の話、とにかく魅力的なキャラは軒並み好きでした。
現実にはいないものが好きだった僕は逆に人間にはまったく興味が
ありませんでした。
それでも中学生に成ると多少は女性に興味を持ち始めましたかね。
僕も男の子だったわけです。
女性に興味を持っても、やっぱりSFやファンタジーの女性キャラに興味を
持ってましたね。
こう言うことを同級生の女の子の前で嬉しそうに語って引かれたことが
あります。
僕みたいなのはオタクの部類の入るんでしょうね。
軟弱者または変わり者って思われたんでしょう。
夢みたいなことばかり言ってるとだいたいは引かれます。
理解してくれたのは嫁さんだけでした。
旦那の頭の中は妄想でいっぱいで夢みたいなことばかりですけど
嫁さんは現実主義者ですから、ちゃんと家庭を守ってくれてます。
だからこうして現実にありえないような小説書かせてもらえてる
んですよ。
つづく。
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