第9話:相手は女子高生。
幸せのハグとキスに書いたかもしてないですけど・・・。
僕が嫁さんと知り合ったのは、彼女が高校生の時だったんですね。
歳の差がかなり離れてたもんだから、どうしてもお互い思ってることや
感じることにズレが生じる訳です。
向こうはキャピキャピの女子高生です。
こっちは、社会や人間関係に悩まされながら心が冷めかけてる男。
冷めてないのは女の子に対してだけ・・・。
最初はただ好きってだけで付き合うようになったんですけど女子高生と
付き合うって大変。
一番閉口したのは、嫁さんは子供だってことです。
考え方や行動が幼稚・・・時々それがバカバカしくてシラけてしまうことも・・・。
それこそジェネレーションギャップです。
どうしたもんか、別れた方がいいのかなって思ったこともありました。
でも、そこは僕も大人・・・包容力をもって可愛い彼女を見守ることに。
まあ、彼女といると大変なことより楽しいことの方が多かったですし。
あとは別に悪いことしてる訳じゃないのに彼女の親に内緒のまま
付き合ってたりしてましたね、そのうちバレるんですけど。
あとは市内でデートなんかしてての友達に見られて、ひいては学校にバレると
いけないと思ってデートは県外まで足を伸ばしたりして・・・。
学校にバレたらそれなりに問題があるかと思って。
恋愛は自由だけど、彼女が未成年だから場合によっては淫行でしょ。
嫁さんは、そんなことなんか何も考えてなかったみたいですけどね。
だから女子高生と付き合うのは、いろんな意味で骨が折れます。
あとは彼女の多感な感情をちゃんと受け止めて、どれだけ辛抱強く気持ちを
持続していけるかってことでしょうか。
僕は今でも維持してますよ。
つづく。
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