赤裸々な子猫。

猫野尻尾

僕は物心ついた頃には絵がうまかった。

これはたぶん生まれ持ってのもんなんだろうね。

だから下敷きに自分で考えたオリジナルの女の子のキャラを

描いたりしていた。

で、僕は密かに思っていた。

僕が描いたキャラがいつか命を持って下敷きから出てくるって。

僕の友達になってくれたらどんなの楽しいだろうなって・・・。

男のキャラは考えもしなかった。

そんなことを真剣に信じてた。

もしかしたら今でも信じてるかも。

だから架空のキャラを書き続けてるのかもしれないね。

つづく。

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