流行り物っぽいものを書いてみたけれど
先日、新作を投稿したんですが……思いのほか開始時のPVがひどくて近況で愚痴吐いちゃったんですよね。こういうことやっちゃいけないとは思いながらも、吐いてしまった以上は戻せません。こういう時は深呼吸してから一度頭をリセットしないといけませんね。
ちなみに新しく書いたのは悪役令嬢なんですが、きっと自分の中で根拠のない自信みたいなのがあったんだと思います。それなのに結果が出なかったからってショックを受けたんだと思いますが……考えてみると、本当に根拠がないばかりか、努力も勉強もしていない私が、悪役令嬢のなんたるかをわかっているでもなく……それっぽいものを投下することしかできなかったんですよね。
近況にも書きましたが、投稿はギャンブルじゃない。つくづくそう思います。カクヨムで頑張っている皆様のエッセイを見ていると、計算されつくしていますからね。無策で書いたところで、誰の目にも止まらないのは仕方のないことだと思います。何も考えずに投稿してヒットを飛ばせる人は本物だろうけど。
考えてみると悪役令嬢に求められているのは濃いラブロマンスじゃなかろうか。いや、恋愛で女性向けと書いているものは特に、そういう傾向を求められているのではないでしょうか。だったら、内容もそれに寄せて書かなければいけないところですが、私のキャッチコピーは「ぶっとばす」ですからね。何が間違っているのかはわかりますよね。
皆様は読者様の視点を見ていますか? 私は見ていませんでした。自分の話で楽しませようとするのはあくまで次の段階であって、第一段階に必要なのは、やはり目に止まるよう努力することなんですね。当然のことですが、今回、流行り物っぽい新作を出したことで、いかに自分が独りよがりな人間かを再確認した次第であります。
何が言いたいかって、ニーズに寄せるって難しいとしか言いようがないんですよ。
ちなみに問題の悪役令嬢はこちらです。
「アンチ悪役令嬢の私がなぜか悪役令嬢に転生して変人王子に溺愛される話」
https://kakuyomu.jp/works/16818093074283208738
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