第3話 【とある町】
「なんだここは!?」
目の前に広がる光景に俺は驚愕した
日本のものとは全く異なった建築物が広がっていた。
なろうとか異世界モノのアニメとかでよく見る西洋の街並みだ
馬、猫、犬、鳥などの生物も存在していた。
俺はあるものを見てここは地球では無いと確信した。
この町には多くの人間が住んでいた。
しかし多くと言っても都会に暮らしていない俺の感想だ
大阪や東京の繁華街程の人口密度ではない。
いや、そんなことよりもここには多くの人種?
が存在していた、
猫や犬の耳や尻尾が生えた人間に
耳が長く容姿が淡麗な人間に
鳥のような羽が生えている人間など
自分とは大きく容姿がかけ離れていたのだ、だが先程助けてくれた金髪の女性は自分と同じ種族だと思う
ただ、その姿は驚くほど美しかった。
まるで海外のモデルのようにでも何故か馴染みのあるような不思議な感覚を覚えた。
そうやって呆けていると金髪の女性は何語か分からない言葉で話しかけて俺の腕を引っ張っていった。
華奢な体からは想像もつかない程の力でまるで180cmを超えたマッチョに掴まれているような感覚だった。
しばらく歩いたあと彼女は離してくれた。
そこには一件の建物が建っていた。周りの建物とは少し異なり少し豪華な気がしなくもない
彼女の家なのだろうか、彼女は建物に入るとチョイチョイを手招きをした。俺も入っていいと言うことなのだろうか
「お邪魔します...」
そういうと彼女はキョトンとした表情を浮かべた。
だが 、たとえ言葉は通じていなくてもマナーはしっかりしておかないといけない
恐る恐る見渡すと140cm位の白い髪の少女が椅子に座っていた。
【jahbduhdjjbejhdjbsojsokjdd】
【Ijxnkjd??】
【Oodjbbfkbskbdjdbjbjfaa】
【kjdjjxkjdkd!!】
などと何を言ってるか分からない会話が3分ほど続いた
大丈夫だよね?俺捕まったりしないよね?
急にボコボコにされたりしないよね?
なんて考えていると白い髪の少女が俺の目をみつめた。逸らすのは失礼だと思い俺も少女の目を見た。少女は何かを調整するようにして俺の目を見てくる。
一体何なのだろうか...
そう思っていると頭の中に声が流れた
((聞こえていますか?))
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