第50話何を考えているのやら3 そんなチョロい存在だと思っていたのかよ!
第50話何を考えているのやら3 そんなチョロい存在だと思っていたのかよ!
異世界115日目 朝。
ハァ、甘いな〜。オレは。
眼の前に、(お嬢様組)が疲れ果てて寝ていた。
ナツ達は、既に台所にいた。オレも風呂に入って昨日までの事を思い返す。
簡単に言うと、ナツ達の補助を得た(お嬢様)の土下座と謝罪とかから始まった。
結論から言うと、魂の中を探って奴らのオレ殺人計画に(極力!←ここ大事)加担していなかったので、彼女達は従者のなることを希望してきて、気がつけばナツに羽交い締めされて〜。
ハイ、結局1日越えてムフフな事をしてました。はい、ステータスに従者として記載されたみたいです。
ハァ〜、甘いな〜。だけど奴らは許さん!
そう思って、風呂をでて服を着ながらステータスをみると…。
魔力
2600,000/2600,000→6.000.000/6.000.000
([掌握]による制御 30000/3000 残りは全て魔導都市タウリーンの修復)だったのが、
6.000.000/6.000.000→21.000.000/21.000.000
再生レベル1→2→11
精力増大レベル1→10
時間限定分裂レベル1→15
空間魔法 レベル22 →30
になっていた。
ハハハハハハハハ。
それを見ていたいつも間にか、メイド服に着替えていた(お嬢様組)とエプロン姿のナツ達。
あ〜、やっとこさ平穏な生活を遅れるかもしれないと思っていたら、ブリントン王国からの使者が、勇者国王の王国の使者(訳あり?)と、聖大教会帝国のアークシスターとかいうやつを連れてきた。
平穏な生活を守る!そのためには戦(や)る事は戦(や)る!
異世界115日目 昼
(お嬢様組)が、何故か表にでた。オレは、まぁ様子を見ることにするしかなかったのだが、レオラルド国王の使者とか言うやつを言い負かしていた。
あ、さすがです。
外交上〜、とかブリントン王国の奴が言っていたが、「魔王に潰されかけ状態なのに、今更戦闘? もう国境で仕掛けて来ているよね?勇者なら腹も括っていつでしょ?」というと、レオラルド国王の使者は、別の地雷を実は既に勇者国王が踏み抜いていた事に気がついた。
だが、さてと聖大教会帝国のアークシスターは、オレが担当するのだが…。
先程から、オレの横のナツ(聖女Ver.)を見て、フルフル震えている。
???
まさか、今の聖女の姿の元になった、クソマヌケ野郎勇者パーティーの聖女が、実は自分の親族であのクソマヌケ野郎の事だから、全員死亡とか?
側付き人を退室させて、服を全て脱いだ!
え? 髪の毛の色がむらさきから光る黄金色に変わって、耳も少し尖った?顔もふっくらからスレンダーに!胸も大きかったけどスレンダー?
この特徴、後ろ姿のだけしか見てないけど、[予言]姫とか言われていたエルフそっくりだな。
バタン!
頂礼(ちょうらい)だ。五体投地とも言う。
すべての宗教を通じて、おのれの身を地面にたたきつける最高位の礼拝だ。
鼻血出ているぞ?
アークシスター?エルフ?
「め、女神樣ですね。間違いなく女神様!どうか、どうか、失礼を働いた事をお許し下さい。」
え?こいつ、ナツを見破った?
ナツ(聖女Ver.)
「試練です。髪を切りなさい!」
すぐに風魔法で髪を斬ったエルフ。
合図が出たので、[再生]を使って髪でエルフの身代わりを作った。
そして、本体のエルフをナツが空間部屋に入れた。
空間部屋内 スイートルーム
ナツ(女神Ver.)
「さて?私と御主人様の関係には気が付かなかったね?」
エルフのアークシスターの名は、ミレーヌというらしい。なぜナツはこのアークシスターを助けようといているのか?
ナツが言うには、女神像でナツの像を掃除して祈るのは彼女だけだと言うのだ。
ミレーヌさんは、何が起こったのかを言い出した。
なに!!
オレは狙って召喚されただと!
内容(第44話)を聞くオレ達。
へ〜、アイツラの魔力が鼻くそというか、鼻脂だって。
そして、ナツを含む女神達の上司である存在が言うには、オレは魔力タンク替わりだよな!
ざけんなよ!オレ一族の仕事は終わったのだよな!
また利用するつもりか!しかもタダで!
そして、よく聞くとおかしな真っ黒な悪意がわかってきた!なぜ!陽キャのクソ勇者共になぜ勇者ジョブ与えたのかは、わからなかった!
オレに魔力タンク役なんてさせずに、オレにジョブ勇者をつけたらそれで解決だったのだろ?
報酬だって、魔王を倒したらスキル贈呈とかのシステムにすればそれで良かったよな?
神側の支払いされてなかった報酬だとかいって、ジョブ勇者と共にチートスキルをいくつもつけて、殺しにかかった奴らの組織とかぶっ飛ばせる、任務が終わったあとも自由に使えるスキルとかつけたら、それで神側では解決じやないか?
それで、朝廷が家のご先祖様に払ってなかった給料とかも回収代とかでいいじゃないか?
それで、オレが自主回収すればいいのだろ?
確か、前に試算したしたけどオレが生まれたときならアベレージ60兆〜71兆を1年に政府が振り込まないといけなかったよな?もちろんオレの一族に課税は禁止していたと石碑に書いて有るから、変な支出は計算しなくていい。
だけど、その現金が現金としてすぐに払えるか?というと、無理だ。それくらい当時小学生
だったオレでもわかった。
なら、簡単だ!神様サイド的には、オレに黄金とか、黄金よりも高値になってるスーパー半導体用のレアメタルとか、自由に作れるようなスキルを与えたら、たったそれだけで解決の道筋ができる!
スーパー半導体用のレアメタルだけ作っていたら、金相場がーーとか言わなくてもいい。
下手したらレアメタルから、レアの文字が消えるだけだ。
スマホ必須現代なら、両手広げて喜ぶだろうな。つまりだ、経済的・金相場的なダメージ無しで報奨金支払いの目処も立つ!
つまり、スキルをつけない理由がない。
それともオレにジョブ勇者のスキルにたえられない何か理由でもあるのか?
魔王も倒せているよな?なら、魂の資質とかの問題ではないな〜。
変だな?ものすごく黒いものが存在しますよ!って冷静に考えたらわかることが多いな。
このクソ召喚勇者の魔力不足問題は、闇が深すぎる。
何か、とんでもない黒い悪魔な計画の存在があるな。
ナツ(女神Ver.)
「確かに、御主人様の言う通りですよね。レアメタル商法でなんとでもなりますよね。
おかしい!確かにおかしい。あの上司!邪神と全然戦おうとしないのですよ!他の4女神も!
だから、私が戦闘しなくてはいけなかったのですが、変ですよね。」
どうも、アークシスター・ミレーヌさんによると、聖皇 ダホア・ド・ハエマオもこの(クソ召喚勇者の魔力不足?いや、魔力不適合問題)をして、オレを説得できると思っていたらしい。
ナツ(女神VS)
「さて、ミレーヌ?心の準備できましたか?
というよりも、先程からかなり積極的ですね~。心配はいりません。この部屋の時間は止めました。部屋を出たら入った時から1秒後の世界ですから。」
ミレーヌ
「御主人様!私を下僕に加えて下さい!」
え?いや、下僕はだめ!絶対!一応従者というのも命令系統だけであって、いつかはパートナーに切り替えだから!
その後、恐らく5日ぐらいムフフ時間が過ぎたと思う。
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