第2章31話:終幕
「そこか」
ローゴスを発見する。
崩れゆく床を
俺は、落下していく
「ふンッ!!」
ローゴスが拳を振り払い、飛来する瓦礫たちを粉砕する。
「なるほど――――
とローゴスが納得したように言い放ってくる。
俺は否定した。
「違う。それは俺の力の一部に過ぎない」
そのとき、ちょうど俺とローゴスが床に着地する。
ここは一階。
どうやら
周囲は壁や天井が
俺はそんな周囲の
「耐えてみろ。
「ぬッ!!?」
俺はローゴスに対して、サイコキネシスによる【
ローゴスの身体が見えない空気に押しつぶされていく。
「なっ!!? ぐ、おおおおおおォォォッ!!?」
ローゴスの身体が
それをローゴスが、魔力と筋力で無理やり
まるで縛りつけようとしてくる鎖を、振り払うかのように――――
しかし。
サイコキネシスの
ローゴスも、サイコキネシスを
「馬鹿なッ!? 我が圧力を、跳ね返せないだとォ!!?」
ローゴスの抵抗むなしく。
これ以上、圧迫されてはいけないレベルまで、空間がゆがめられた。
「やめ、やめろッ!! ぐあ、あああああああッ!!?」
ローゴスが
俺は、手のひらをぎゅっと閉じた。
直後――――ローゴスの周囲の空間が、完全に圧縮された。
ローゴスが肉体が限界を超えて縮められ、大量の血が噴き出す。
最後に俺は、サイコキネシスによって、ローゴスを内側から
「
念じる。
ローゴスの肉体が、爆散した。
戦闘終了である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます