第1話 主人公の日常
ピピッピピッ(スマホのアラーム音)朝6時30分
「おはぁよう…ふぁぁ」欠伸をし目を擦りながら
ゆっくりと階段を降りてきた私は、朝食と弁当を毎日作ってくれてる母に挨拶した。私は朝起きたら洗面所より真っ先に台所に行き、冷蔵庫をあけて小さい頃から大好きな2リットル入りの牛乳をコップに入れずにそのままがぶ飲みしゴグゴグと喉を鳴らして豪快に飲むのが日常だった。
母
「こら、純恋💢
何回言ったら分かるの!」
またコップに入れないで飲んだ
私は朝から母親に怒られていたのである
福宮純恋(ふくみやすみれ)24歳 実家暮らし
彼氏無し、独身で高校卒業後から小さい企業に就職してもう4年経つが未だに会社を好きになれない。
もう早く辞めたいと4年も呟いてるが、ここを辞めても次を探すのがめんどいので辞めれないのであった。
牛乳を飲み干した後は洗面所に行き
顔を洗って、朝食についた。
母「今日も仕事遅いの?」と
母から今日も聞かれた私は
純恋「うん。多分遅いかも…」と答えた。
母「あら、そう。大変だわね…」
私の母は1人で育てた為
私が残業続きで身体を壊さないか
とても心配でならなかったのだ。
朝食を済ませた私は、支度をし
玄関前で靴を履き終えてから母から弁当を貰った私は弁当を手に取り、母に手を振って
今日も
「行ってきます」
と元気に挨拶し家を出た。
電車で通勤してる私は、最寄り駅まで
徒歩で行き、そこから1時間かけて通勤している。
ガタンゴトン(電車音)
満員電車に揺られながら1時間が過ぎ
電車を降りて会社まで徒歩10分の小さな企業に到着後マイデスクに座り、すぐにパソコンを開いて昨日の書類を作成に取り組んだ。
書類作成中も会社の売店で購入してきた小さいサイズの牛乳をゴグゴグと喉を鳴らしながら飲みきった。
書類作成中、部下の安村浩二(やすむらこうじ)24歳 あの有名なT大卒で新卒採用されてこの小さな企業に入ってきた2年目の社員だ。
なぜ小さな企業を選んだのか
未だに理解出来ない私であった……
「純恋さん、おはようございます」
と私に挨拶した後
「ほんとっ、純恋さんって牛乳好きですよねぇ」
と声をかけた。
「うん!大好き」
と部下に笑顔で返した私。
「僕、牛乳大の苦手なんでめちゃくちゃ尊敬します」
皮肉っぽい感じの言い方で言ってきた彼に
私は、いやいや尊敬って言われても…笑と思いながら苦笑いした。
定時すぎても上司から与えられた
仕事が終わってないので
残業することになった私は牛乳を買いに近くのコンビニに来た。
🎶🎶(コンビニの入る音)
いらっしゃいませ〜
私は店員さんの挨拶にお辞儀しながら店に入った。
「小さいサイズしかないなぁ」と
独り言を呟きながら小さいサイズのパックを
6本購入して、足早と会社に戻った。
星矢「おう、おつかれ、お前また牛乳か?」と
話しかけてきたのは、私の同期 未当地 星矢
(みとち せいや) 24歳 彼も独身だ。
私「おつかれぇ。もちろん牛乳だよ^^」
星矢「ははっ 相変わらず牛乳大好きなんだね」
同期の星矢は、そう笑って言い、後を去っていた
私はデスクに戻り
牛乳を1パック飲み干した後
続きの書類作成作業をした。
しかしその2時間後まさかあんな展開になるとは……
牛乳を飲みすぎて転生しちゃいました! 孤独華ーこどくか @kodokuka
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