深度??? Lucid dream(明晰夢)
〔Depth Level〕???(測定不能)
〔Threat Rank〕Joker
〔理解度〕10%
【概要】
当エリアは、常時Shadow World内全域をランダムにテレポートし続けているものと考えられます。
当エリアは、20XX年にアーヴィル調査員により存在が確認されて以来、不定期に目撃情報が挙げられています。
当エリアに侵入した者は、人間、Wanderer問わず強制的に睡眠状態に陥らされます。
この階層で睡眠状態に陥ると、共通して「自らに死の危険が降り掛かる瞬間」の夢を見ることが明らかになっており、対象はその記憶を100%保持した状態でランダムな他のエリアにて目を覚まします。
後の調査でこのエリアで見た夢と同じ状況に陥り、夢の内容を把握していたために生存できたと言う報告が入っており、これによりSWSTは、この特性を利用して他のエリアに潜む危険の調査を計画していますが、当エリアへの侵入方法が不明瞭であると言う特性上、その試みは遅々として進んでいません。
当エリアで見た夢の内容は、正確に報告することをS13 No.08より義務付けられています。
エリアの外観は不明瞭であり、入眠直前の光景を見た者の報告では「キャンパスに絵の具をぶち撒けたような見た目」や「子供の落書きのようなものが見えた」などの情報がほとんどですが、稀に「青空に放り出されたような景色だった」「無人の映画館のような景色を見た」など、見た対象により違う特徴が挙げられることもあります。
【補遺】
稀に特定エリアにしか存在しないはずのWandererも眠っているけど、彼らはどうやってここに迷い込んだのかしら?
——研究員A・K
このエリア、どうも違和感がある。
まるでShadow Worldが、わざと俺たちに手の内を見せているような……安易に信用しすぎるのは危険な気がするんだ。
——外部職員W
【行き先】
ランダム
その特性上、出現先の特定は不可能と断定されています。
【戻り先】
不明
現在調査が進められています
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