主人公の凪はある日、いじめっ子と口論になって階段から突き落とされ、意識を失います。目が覚めると従姉のお姉ちゃんが隣で笑っていて――監禁されながらも『お姉ちゃん』に甘やかされる日々。しかし、凪はそれを良しとしません。少しずつ事実が明らかになっていって、ラスト直前でガツンと鴻上節。これに私はいつもやられるんです(笑)。『お姉ちゃん』が優しくするのは凪にだけ。それが何を意味するのか。数話ずつなどではなく、ぜひまとめて読んでいただきたい逸品です。