第十六夜 ピンクにイチゴの包装紙

あれも愛これも愛

愛と言うパッケージでプレゼントと言うパッケージであなたのためと言うパッケージで

覆われた包装紙の下なんて


添文みたいな呪いじみた祝いたくないお祝いの何か酸っぱい匂いがする


喜んで受け取って

中身に突き落とされて

それでも、喜んだふりをして

持ち続けるほどかかる。呪いは、私に。

思惑通りでしたか?


かわいそうな私たち

同じ泥沼でもがく人の話


20240908


作感。

いかにも小学生の女の子がプレゼントをもらうときのくまのぬいぐるみ柄とか、リボン柄とか、昔からあんまり可愛いと思ったことがないんですよね。

それはよくあまり会わない親戚とか町内会とか大人が子供に与えるものと言う柄の取り繕った誰にでも均一な。

バラマキ用のお土産とかね。

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