第五夜、最後のプレゼント

耳元でしたたらせる。

毒よ甘く破壊して


赤い赤い血のような一声、一声

全身お巡りくださいな。


刻んで切り刻むように撫でた心臓の上

なぞって最後深く爪立てて、傷


これは呪い

見つめて落として捨てる君へ

最高なプレゼント


お芝居お口に合うかしら

一瞬の天国しばしの地獄?


本当はの続きはいらない。

本当も何も、これが君

そう、

見えないハートをぐちゃり握り潰せたら

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