現代日本の日常生活に異世界の魔王が転生してくるというファンタジー設定が面白いですね。魔王リーヴが神のつかいのシッシーによって美少女の姿にされ、現代社会に放り込まれるという展開は読者の興味をひきつけます。
リーヴと牧柴茂夫との出会いのシーンは、お互いの立場の違いから生まれるコミカルなやり取りが楽しめました。魔王としての威厳を持つリーヴが、見た目が美少女になったことで茂夫に全く相手にされないギャップが笑えます。
シッシーの美少女好きな一面は、リーヴにとって新しい体験となり、これからの物語の展開に影響を与えそうな伏線になっています。今後リーヴがどのように現代社会に適応していくのか、周囲の人々とどう関わっていくのか気になるところです。
異世界と現代日本の文化や価値観のギャップを効果的に描写しており、主要キャラクターたちの掛け合いも魅力的です。軽快な文章で読みやすく、ほのぼのとした雰囲気もあるので、ファンタジー系ライトノベルが好きな人におすすめできる作品だと思います。続きが楽しみですね。