MY DRAGON FRUIT
星咲 紗和(ほしざき さわ)
プロローグ
夏の日差しが強いある日、みかげは市場の小さな露店で見たこともない果物に目を奪われた。その名もドラゴンフルーツ。鮮やかなピンクの皮と、中から覗く真っ白な果肉、黒い小さな種。その異国情緒あふれる外見に心を奪われる。
「これはドラゴンフルーツですよ。南国の風を感じさせる、不思議な味がしますよ」と露店のおばさんが語りかける。興味をそそられたみかげは、ためらいながらも一つを手に取り、家路を急いだ。
家に着くなり、彼女はその珍しい果物を切り開いた。甘酸っぱい香りが広がり、最初の一口は彼女の世界を変えた。それはただの果物ではなく、未知への扉を開く鍵だった。
その日を境に、みかげの夏は冒険の連続となる。ドラゴンフルーツとの出会いが、ただの好奇心から情熱へと変わり、やがて彼女自身の未来に深く根ざす旅へと発展していくのだった。
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