第2話
…コンコン…コンコン…コンコン…コンコン
誰かが扉をノックする音が聞こえるような?コンコン……コンコン…!
やはり聞こえる。
ガチャ!
??何だ。
「…レイン様!朝ですよ。起きてください…む〜!…そうだ!…むんっ!」
ドタッ………!?イタタタ……?
何だ何だ?
「レ、イ、ン…様ぁ…いい加減に起きてくださ〜い!……あら、ふふふっ!」
(…………ん?…!!?しまったぁ…まさか…Oh No……)
まさか見られた……恥ずい!!…、すごく恥ずい!!
「ふふっ!…起きますか?起きないのですか?…起きないなら……!」
!!ガバッ!「起きます!今直ぐに!だから辞めてくれ!」
そう頼むと「分かりました…辞めときます(ちぃ…もう少しだったのに…もう少しでレイン様と………。)
「今…何か言ったか?」
「いいえ、何も」
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私は生まれてこの方……優しくなんてされたことなど一度もなかった。でもレイン様に優しくされ、私は顔をそむけてしまった。しかし初めだったのだ……
その時何やら心がぽかぽかとしてきていた。でも……ソレがなんなのかわからずにいた。……………。だけど私は知ってしまったそれが、恋であることに。だがこの恋は実らないだろう。何故なら………屋敷の人間と使用人との恋は無理だから。だけど私は諦めたくはない。その為なら私は………絶対にレイン様と………。
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