釣れないはずのものを釣った夢

2024.5.4


 ぐっすり眠って夢を見た。


 どうやら学校に通っているらしい私は、盲目の友人とともに生物の授業を受けに来た。どうも、教室の中に氷が張られた池があり、そこで釣りができるらしい。


 まずは自分の席に座り、ピッケルで氷を叩いてヒビを入れる。適度な大きさの穴を開けて、餌も浮きもついていない糸を垂らし、待つ。

 

 暫くして釣れたのは、ミジンコであった。

 本来なら、目を凝らして見なければならないほど小さいミジンコ。夢の中では何故か指先程の大きさがあり、よく観察できた。


 そして、生物の教師が言う。

「では、今から調理して食べましょうか」


 夢の中の私は、それを不思議なことだとは思わず、釣り上げたミジンコを提出する。教師が調理すると、私が提出したミジンコは白身魚のフライ、友人のミジンコはエビフライとなって手元に戻ってきた。

 友人は、割り箸を取り出すと、それをナイフで削り、それをエビフライにふりかけた。私自身も、それを変なことだと思わず、「それかけると美味しいよね」等と、友人に声をかける。

 テレビを見ながら(盲目なので、聴きながら?)エビフライを食べ始めた。


 そこで目が覚めた。

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