私が見た夢を集めただけのもの。

LeeArgent

お姫様を守る騎士の夢

2024.3.24


 とても熱い夢を見た。


 そこは、戴冠の儀を執り行う祭壇。ヒロインは女王蜂となるために、先代から王冠を譲り受ける。

 主人公はヒロインを守るため、祭壇の下で悪役と対峙する。


 ここは虫の王国。

 ミツバチの亜人であるヒロインと、タランチュラの亜人である主人公のお話だということを、私は神の視点に立って理解していた。


 主人公に対峙するのは、ジョロウグモの亜人である女性。ミニ丈の着物を着ている。


 まずジョロウグモが動いた。片手から糸を吐き出して、主人公を絡めとろうとする。

 主人公は半身になって糸を回避。自身も真上に糸を打ち上げ、上空から糸を降らせることでジョロウグモの動きを封じようとする。

 ジョロウグモはそれをかわす。素早い動きで祭壇に向かおうとするが、主人公はそれを許さない。


 ジョロウグモが刀を振り降ろす。主人公は短刀でそれを受け止める。暫く鍔迫り合い。火花が散る。

 たまらず両者飛びずさる。そして、祭壇を回るように移動しながら、糸の撃ち合いを始める。


 視点は変わり、ヒロインの元へ。

 大臣、乳母、じいや、先代女王に見守られる中、戴冠の儀が終わる。

 頭には王冠、肩にはファー付きのマントがかけられ、ヒロインは嬉しそうに微笑んだ。


 そこで、神視点である私の視界に、彼女の名前が浮かび上がった。


「ぐるぐるセパ」


 ぐるぐるセパって何だ? 彼女の名前か?


 そこで目が覚めた。

 いつかこのお話書きたいね。

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