第26話 カクヨムの交流について思うこと

 最近、ちょっとやる気を失っている風雅です( ˊᵕˋ ; )💦


 というのも、近況ノートの方へ少し書いていたので、なんとなくお分かりかとは思うのですが……カクヨムで親しく(私はそう思っていたけど片思いだったのかも)交流させて頂いていた作家さんが、急にアカウント不在になってしまいまして、ちょっとショックを受けておりました。

 コンテストに向けてがんばっていらしたのに、前触れもなく突然でしたので、もしかしたら、何かあったのかなぁ。


 実は、他の作家さんの近況ノートで、プライベートで深い事情があるようなことをちらっと目にしました。

 詳しくは書かれておりませんでしたし、そのことを広めるのは違うと思いますので、ここには書きません。ですが、同じように心配されている方もいらっしゃるかと思いますので、知りたい方は、コメント頂けたら、こっそりお教えします。


 お隠れになった作家さんとは、今年の1月くらいに知り合って、お互いの作品を読み合い、コメントで冗談も言い合えるくらいの仲でした。

 五か月という短い間でしたが、私の作品に対して、ずばっと鋭い指摘と助言を頂ける、とても貴重な存在だったと私は思っております。


 なかなか人の作品に指摘を言える人って、いないと思うのです。


 もちろん、褒められるのも嬉しいのですが、ただ批判するのではなくて、建設的な意見を言ってくれる人って、本当の本当に貴重なのです。

 特に私は、それまで人から小説の書き方というものを教えてもらったことがなかったので、勝手に「師匠」と呼ばせて頂いておりました。


 そんな方が、何も言わず突然、姿を消してしまったら……なんというか、ぽっかり穴が開いたような気持ちです。

 事情があるらしいことを知ってからは、諦め(?)もついたのですが、いなくなって初めて、師匠の存在の大きさを知りました。

 共有のフォロワーさんたちのところで、その方宛ての返答コメントだけが残っているのを見ると、何とも言えない気持ちになりますねぇ。それがなければ、実はフィクションの人物だったのでは? ……と思ってしまうところでした。


 まぁ、あんまり暗い話は好きではないので、ここまでにして。


 実は、この事件が起きた時、裏で、素敵な出来事が起きておりました。


 このエッセイを読んでくださっている方は、御存知かと思います。


 第13話 「ユーザーブロックされました。(※閲覧注意。)」


 こちらに書いていたユーザーブロックされた御方が、どうやら私のエッセイを読んでいただいたようで、コメントを頂いたのです。

 いや、まさか自分をブロックした方が、ブロックした相手の作品を読みに来ることがあるなんて、誰が想像しましょうか?💦


 コメントは、既に削除して頂いているので、誰とは明言しません。

 晒すことが目的ではないからです。


 内容は、私を一方的にブロックしたことに対する謝罪の文面でした。

 むしろ私の方こそ謝罪しなくてはいけないのに、その御方は、私へのブロックを外してくださった上に、あたたかい言葉をかけてくださいました。

 あの場所にコメントを書くこと、とても勇気がいったかと思います。

 私は、その方の心意気に胸を打たれました。


 先に話した師匠の雲隠れ事件がなければ、万歳して喜ぶところですよw

 ちょっとタイミングが悪かったですね💦

  

 そんなわけで、第13話の話は、無事に解決致しました!

 それが言いたかった!


 これって、結構すごいことじゃないですか?

 私がカクヨムで感じたこと思ったことをエッセイに綴る……そのことがキッカケで、一つの新しい絆が生まれたのです。

 ひとりの人の心を、関係を変えることが出来たのです。

 ちょっと大げさなことを言うと、奇跡に近いんじゃないかとすら思いました。

 だって、これだけたくさんの作品がカクヨムには存在しているのに、その中から、ブロックした相手の作品を読むことになるなんて……運命か?

 これが運命なのかっ?!(笑)

 Σ(๑°ㅁ°๑)ハッ!

 

 いやぁ~言葉の力、文章の力って、すごいですね。改めて思います。


 実は私、プライベートでは、あまり喋るのが上手ではありません。

 頭の良い人ほど、会話がうまいですよね。

 その場、その時に見合った返し方ができる人って、憧れます。


 でも、私は、頭の中がスローモーションで出来ているのでw

 気の利いた言葉を返すことが出来ません。

 夫と喧嘩しても、すぐに言い返せず、その場で言い負かされ、後になって「あ、こう言っておけば良かった~!」と悔やむことばかり(笑)。


 そんな私にとって、文章の力というのは、自分の気持ち、考えをストレートに正しく伝えるための武器でもあり、コミュニケーションツールでもあります。

 文章にすれば、自分の心を俯瞰図で眺められて、尚且つ、校正もできる。

 たぶん私が文章を書くのは、そういう理由もあるからです。


 そして、それは、きっと私だけじゃなくて、他の多くのカクヨム作家さんたちも同じなのでしょう。みなさん、何かしら日々思っていて、感じていることを、面と向かって相手に伝えることが出来ないから、作品に昇華することで心のバランスをとっている。私がそうだから、同じような人もいるんじゃないかなぁと思っただけです。


 話が少し脱線しましたが……💦

 私は、改めて、カクヨムをやって良かったなと思いました。

 こうしてたくさんの作家さんたちと知り合えたこと、小説の書き方を教わったこと、自分の作品を誰かに読んでもらえること、創作談義をする相手ができたこと、それらは、私の人生の中で、今一番の宝物のように輝いています。

 (子供は? ……というツッコミは、なしの方向でw)


 きっと、これからもカクヨムを続けていく中で、人との衝突や辛いこともあると思います。

 でも、私は、きっとカクヨムを続けていくと思います。


 「艱難汝を玉にす」という言葉があります。

 昔、中学を卒業する日、担任の先生から頂いた言葉です。

 これは、まさに真理だと思います。


 例え、今ぶつかった障害や壁が大きくて、辛い想いをしているとしたら、逆にチャンスだと思いましょう!

 それは、あなたがまだ成長できるという証でもあります。

 もちろん、遠回りすることも、時には必要なこともあります。

 壁に背を向けてしまう時だって、あるでしょう。

 でも、それらの経験は、絶対にあなたの糧になります。

 無駄な経験なんて、一つもないと、私は思っています。


 ……あれ?

 やっぱり話が脱線するなぁ💦

 結局、何が言いたかったんだっけ?


 ……カクヨムで、みなさんと知り合えて、こうして楽しく交流させていただけたこと、本当に心から感謝しております。

 こんな私ですが、どうぞこれからも、風雅を宜しくお願いします。

 ❀(*´▽`*)❀

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