第23話 夢
皆様、夢ってありますでしょうか?
カクヨムで応援俳句なるものを書いたこともあり、ちょっと聞いてみたくなりました。
カクヨムで小説を書かれている方の多くが、自分の小説が本になって書店に並んでいることを一度は夢見たことがあるでしょう。
もちろん、私もあります。
ただ、風雅の子供の頃の夢というのは、小説家……は、第三、第四、候補くらいの位置でしたw
私が自分の中に、確固たる意志をもって芽生えた夢……あれは、私が小学校三年生の時でした。
私の母が、私に言いました。
「ありすは、動物が好きだねぇ?」
「うん、大好き!」
「じゃあ、動物のお医者さんで、獣医さんになったらどう?」
「うん、獣医さんになる!」
……今思えば、母の誘導尋問にものの見事に引っ掛かった私でした。
母としてみれば、娘に何か目標を持って勉学に励んで欲しかったのでしょう。
そして、まんまと罠に掛かった私は、ウサギか?
ただ、そのおかげで、私は、「獣医になる」という目標のために、かな~り勉学をがんばっていました。
元々、あまりオツムは賢くなくて(笑)。
「あんたは、人の三倍は努力しないと、みんなと同じになれないのよーっ!」
と言われて育ちましたw
理系は得意だったのですが、社会とか暗記物が苦手で💦
何かしら理由や理屈がないと記憶できないタイプです。
そんな私が獣医になるとか、今思えば無謀かつ危険きまわりない発言思考なのですが、まぁこんな性格ですので、何も考えてはおらず(笑)。
母の言葉に、半ば洗脳されたかのように(洗脳されすぎです)、獣医を目指しておりました。
高校受験までは、まだついていけたのですが……地元……まぁ前に話してますし、いいか。広島では偏差値高い私立高校に受かったものの、周りがみんな賢いので、ついていけなくなり(あるあるですねw)……更に言い訳すると、志望校に受かったお祝いに両親が買い与えてくれたPCが私を堕落の道へと誘惑してくれたのです……!
私が、マイPCで何をしていたのか……については、どっかの話で書いたので省略しますねw
一応、一浪してまでは頑張ってみたのですが、獣医学科には入れず。。
もし、これを見ている受験生の子たちがいたら、PCで遊んでたら、こうなるぞ★
結局、入ったのは、動物を専攻にしている謎の学科。
一体何を学ぶのかさっぱりわからないままw
野生動物の研究室がある、というだけで選んだ学科。
実は、私の具体的な夢は、野生動物を対象とした獣医になること、でした。
〝野生動物〟という言葉は、私にとってのパワーワードだったのです!w
そんなわけで、妙なサークルに入ってしまうことになるのですが……その話は、また別の話でw
結局、何を学ぶ学科かというと……一応、野生動物の講義もあります。
でも、メインは、食品関係、家畜関係でしたね。
つまるところ、人間の食料となる動物に関するお勉強をするところだったのです!
実験動物を扱う授業もあって、それはそれで面白かったです。
マウスの実験話も、いつか書こう~♪
でもね、私が言いたかったのは、学科の話ではないのです。
私は、確かに夢という目標のために努力して、人並みの学力は得ることが出来ました。そこは、お母さん、ありがとうー! ……ですが。
早いうちから夢を一つに絞らないこと!
これを言いたかったー!(笑)
私は、自分の夢に対して完全に盲目になっていました。
高校生になって、大学生になっては尚更、世界には、いろんな職業があって、面白いことがたくさんあることに気が付きました(遅いよ!)。
世界は、広いのです(もっと早く気付こう?)。
あなたが今夢見ている夢、それを叶えることも大事だけれども、他にもっと素晴らしい興味をひく道があなたを待っているかもしれない!
特に、高校生になって私が心惹かれたのは、考古学の分野でした。
当時……っていうと失礼になるけど💦
エジプト考古学で有名な某大学の教授がTVでよく出ていらっしゃって、お話されてましたね。
エジプトには前々から興味があって、新聞に記事が載ると切り抜いてノートを作っちゃうくらいだったのですが、まぁいかんせん「私は獣医になる」と母から洗脳を受けておりましたので(冗談ですよ?)。
一浪する、と決めた時。
予備校の方向性を、理系で行くか、文系で行くか、少しだけ迷いました。
考古学が私の心の半分くらいを占めていたのです。
いや、むしろ獣医を凌駕していたのですが……さすがに母に止められました。
「考古学は、お金にならないから、やめて~💦」
うん。まぁ、そうだよね。
……と、まぁ納得して引き下がってしまうくらいのレベルだったのだと、今では思うようにしております。
もし、あの時、文系を選択していたら……いや、無理ですね。
そもそも記憶力の悪い風雅には、文系は無理!
なんだ結局、風雅のダメダメな落ちこぼれ人生雑記かよ、と思われたら、すみません💦
ただね、もっと早いうちから、いろんな経験をして、いろんな職業を知ろうとしていれば、もっと違う道もあったのではないかなぁ~と思うのです。
なので、もしこれを学生の方が見ていらっしゃるようでしたら、声を大にして言いたいです。
あなたの未来は、無限大!
いろんなものを見て、学んで、いろんなことを経験して、挑戦して。
失敗してもいい。
それは、あなたにとって絶対に無駄にはならない。
そして、掴んだ夢は、大事に大事に育ててあげて。
夢の力はすごいです。
すくなくとも、私は、その目標があったから、学生時代を乗り越えられました。
夢は、きっとあなたの強い味方になってくれる筈です。
……え?
風雅の今の夢ですか?
なんだろうなぁ~……現状に特に不満もなくて、ハングリー精神に欠ける生活を送っているのでねぇ~……(゜-゜)
……印税生活?w
夢のない話で、ごめんなさい♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます