番外編 竜騎士物語

設定が甘く、色々と気になる点があり、物語の大筋は変えず、設定をより作り込み、「新・吹雪の国」として、もう一度、一から投稿いたします。


西暦「101年」リューゲ暦「57年」に、龍の力を持つ、少年が居ました。少年の名前は「グレース」。グレースは奴隷でした。龍の力が理由で忌み子と呼ばれ、蔑まれ、頼れる者もおらず、奴隷にされてしまいました。グレースは人生に絶望していました。

そんなある日、グレースはいずれ賢王になる男、「マギーア・アスラ」の師匠、深淵の「ホルス」に買われました。ホルスの屋敷に来たグレースは、奴隷の証である首輪と刺青をホルスに消されました。

数年後、グレースは20歳になり、龍の力が増幅しました。そして、兵士になり、龍ナル者と云う異名が付けられました。

更に数年が経ち、グレースは25歳になりました。グレースは、リューゲ帝王に名前を与えられました。それが、竜騎士「シエル・ヴァルター」なのです。

ヴァルター28歳になった時、深淵のホルスが魔物を引き連れて、反旗を翻しました。帝王はアスラとヴァルターに討伐を命じて、ホルスの拠点に向かいました。

2人にかかれば、魔物の討伐と云うのは、朝飯前でした。ですが、ホルスの実力に、2人は苦戦しました。アスラは大怪我を負い、ヴァルターは瀕死になり、ホルスがアスラに止めを刺そうとした時、突如として、大きなドラゴンが現れました。ドラゴンはホルスに攻撃し、一晩中戦い続け、ドラゴンが勝利しました。

ドラゴンはアスラを城に連れて行き、自分の鱗を渡しました。アスラは気づきました。このドラゴンはヴァルターだと。ヴァルターはホルスの所に戻り、ホルスをその土地に封印しました。それが今の深淵の渓谷なのです。

そして、ヴァルターはもう人間の姿に戻ることが出来なかったのです。ヴァルターは決意しました。決意したヴァルターは、天へ飛んだ行きました。


終わり


誤字脱字・ミスなどがございましたら、ご報告下さい。

文章の終わりが「た」が殆どなので、読みにくいと思います。申し訳ございません。

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