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    00Lolitagirl*Lolitaboyへの応援コメント

     ああ、もう好きすぎてしんどいです。ロリータの魅力をちゃんと伝えつつ、難しい洋服を買うときの葛藤や、高校生特有の金銭感覚等、すべてに生々しい興奮があり、溺れるように最後まで読みました。
     恥ずかしい話ですが、私も男子で生まれてきたのに、かわいくなりたい日があります。そんな日はスカートを履いたり、ヘッドドレスを着けたり、ワンピースを揺らしたりして生きています。メイド服やチャイナドレスを着て、登校する日もあります。
     自分らしく生きてるつもりでも、主人公がロリータを着た自身に対して「すっぴんで髪がぼさぼさのわたしがお嬢様ぶってすました顔をしている」と感じたように、似合っていないことに気づく、夢から醒める一瞬があったりします。女性らしくと意識した「秋冬遥夏」なんてペンネームが、さみしいほどに歪に見える日があります。
     そんな私にとって、この小説はひとつ救いの手を伸ばしてくれるようなものでした。作者様および主人公と相田くんに、深く感謝申し上げます。

     熱量が入ってしまいましたが、ここからは小説の内容について、冷静にコメントしたい(感情が溢れてできなかったらごめんなさい)と思っています。
     まずロリータという概念は知っているものの、その種類については詳しく知らない私でも、楽しく読める文章を紡いでいる印象がありました。知らない世界に触れられて、楽しい読書体験でした。
     となりの席の相田くんの正体がアリアだと判明する展開に、胸がきゅっと鳴りました。エンタメ性が高く、物語として素敵なあり方だと感じます。
     キャッチコピーにもありました「似合わないんじゃなくて、似合わせるもんだから」という言葉は、後ろからナイフで刺されたくらいの衝撃がありました。私が必死にメイクを練習した日々とかを、認めてくれた気がしました。
     相田くん器用ですよね。私も他の男子にメイクを教えて欲しいと頼まれたことがあるのですが、他人にアイラインを引いたり、ビューラーしたりとか、すごい難しい印象があります。器用だからアリアになれるのかもしれません。
     最後にロリデに誘うところで、タイトルがやっと回収される形も、面白いと感じました。お年玉を集めて買った夢の一着で、アリアと一緒にお茶を喫する未来を想像すると、私の心はどうしたらいいか。もうしあわせでやられそうです(限界オタクですみません)
     ごめんなさい。いつの間にか長文のラブレターみたいなのができてしまいました。お忙しいようでしたら、返信も結構です。素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    秋冬遥夏さま

    こんにちは、素敵なコメントを残してくださって本当にありがとうございます‼️こんな熱量のコメントをいただけるなんて書き手冥利に尽きます……本当に感謝です。

    年齢や性別もきっと関係なく、可愛い自分でいたいと願う時はあると思うのです。
    ひとによってそれは服装だったり、お化粧だったり、お気に入りの小物だったり、スマホの壁紙だったりするかもですが可愛い自分になろうとする瞬間が尊いなと思って、このおはなしを書いたような気がします。なので秋冬遥夏さまの「かわいくなりたい日」をこれからも大切にしていただけたら私まで勝手に嬉しくなっちゃいます☺️

    何年か前にロリータというファッションに恋をした頃を思い出しながら話を綴りましたが、拙さで魅力が伝わらなかったら…とドキドキしていたのでたくさん褒めていただけてすごく嬉しかったです。それにご自身のことを重ねながら読んでいただけたのがまた嬉しくて…コメントを読んでいてすごく感動してしまいました。感極まって返信しながらちょっと泣きました🥲 

    (追伸)
    秋冬遥夏さまのお名前、とっても素敵だと思います。これから過ごされる日々が輝きに満ちたものでありますよう、心から祈っています。