第25話早朝から・・・始発の光景
あの時のあの感情には性欲等は無かったが、相手に愛しい感情のオーラが揺らめき合っていたと思う。
明花でなくとも愛せた・・・。
次に出逢った時は、1月末の事だった。
午前6時5分新開地発、梅田行き特急の車輌内は、元町行普通の列車からミサイルの様に飛び出した乗客が我先にと、発車待ちのその特急目掛けて走る!
早朝のそれも始発ならではの光景に通勤客が我も我もと、空座席の奪い合いで騒然としていたが、そんな事は無縁な学生が晴れ着を纏い驚いた表情を見せていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます