前世でハーレム出来なかったのでセカンドライフでハーレム作ります
四皇
第1話
ハーレムという言葉がある
だがそんなことができることは、ごく一握りだ、
「理想は憧れから最も遠い存在だよ」、と誰かが言っていた気がする
本当にそうだった、、、
このクソみたいな人生でできるはずも無い、、そんな現実を知ったのは俺が上京してきてまもなくだった、「福岡の貧乏人生からエリートになり人生逆転しよう!」なんて思っていた頃が懐かしい。
今の俺はブラック企業で命を燃やしているしがないブラック社員だ。
「クソ、なんでこんな人生になっちまったんだ、、、」
と言ってもこんな考えも酒を飲めば一瞬で忘れてしまう
「なんでこんなことになっちまったんだ!」
「まぁまぁそんなこと言うなよ」と俺の唯一と言っていい飲み友達が言う
「今日は俺の奢りだ、辛いことなんか忘れちまおうぜ」こいつはほんとに優しい
容姿端麗品行方正世、おまけに彼女持ちのエリート社員だ
世に言う、勝ち組ってやつだ。羨ましい、、、、
そうして飲み終わったあと俺はエリート社員様に肩に寄りかかり歩いていた。
繁華街の騒がしい声が薄っすら聞こえる。それを音楽がわりに聞いていると
突然怒声がなり響いた。うまくは覚えてはいないしかし覚えているのは俺があいつを庇ったことだけそして薄っすら聞こえる救急車のサイレン
「あれ、俺刺されたのか、、、、」そうだ思い出した、あいつが刺されそうだったから庇ったんだった、、あいつが泣いてる声が聞こえてくる。
「泣くなよ、俺が死んだってお前は友達が沢山いるだろうが、、」
夏なのに、少し寒い、「あぁ眠くなって来やがった少し寝るか、、、、」
「はっ!」
「お目覚めですか?山梨木梨さん」
目を開けるとそこには綺麗な女性が立っていたどうやら夢を見ているらしい。
「夢では無いですよ。まぁ現実でも無いですが、」
「貴方は?」
「私は女神です。貴方は選ばれたのですよ転生者に」
「転生者?」
「本来なら魂は無に戻り新しい命として記憶を無くし生まれ変わるのですが、貴方は厳正な結果の元転生者に選ばれたという訳です。
そして貴方にはギフトがおくられるのですが、、、、、
「女にモテる能力、、、、それが、、それが欲しい!!
わっ、わかりましたしかしそれでは面白くないのでエロゲーみたいにしておきましょう
では、セカンドライフを楽しんでくださいね!」
そうして俺はブラックホールに吸い込まれていく様な感覚になってまた真っ暗になっていった、、、、、、
前世でハーレム出来なかったのでセカンドライフでハーレム作ります 四皇 @yonnkou
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