星とならん

燃えろ燃えろよ 生命の火

この山覆え 燃え盛れ

その雲届け 呑むまでは

いつか嵐となるまでは


廻れ廻れよ 嵐の目

この原覆え なぎ倒せ

灰燼舞わせ 降るまでは

やがて雨となるまでは


落ちよ落ちろよ 魂の水

器を覆え 打ちおろせ

溢れ潤せ 満たすまで

いのちの光を見るまでは


光れ光れよ 新たな地

芽吹き育み 慈しめ

この地を星と 呼べるまで

いつかついえる ときまでは

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詩詠い @nitiduki

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