第2話 惹かれる声。容姿。

辿り着いた目の先には大きな館があった。


【…助かった! 此処で雨宿りしよう】


キー_"。 失礼しま~す。誰かいますか?

静寂を貫く館内に響く声


??【あら。 客人かしら?どうぞ。】


甲高い声が耳に届く。

共に椿は館内へ足を踏み入れる


【迷ってしまって。助けてくれませんか?】


??【もちろん!ちょっと待っていてね】


奥へ走り去り1人の男を連れて。


葵【客人なんて珍し~!おれ葵って名前。よろしくね♪】


上機嫌に飛び跳ねながら話す男は何処か軽やかで惹かれる部分があるだろう

…いや。椿は惹かれてしまった

椿は彼に心を奪われてしまったようだ


【あ…はい!宜しくお願いします…♡】


葵 ͗【うんうん♪ 仲良くしよーね!!】


口角をふっと上げ。

何処か嘲笑っているようないないような

_其処から館の者たちとの生活がはじまった


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