stardream
おとべあ
第1話 今日の配信
私は昔、夢爾とはライバルだった。喧嘩することもあったけど、ライバルとしてお互いに高みへと進むことができた。でもそれじゃ足りなかった。だから私たちはstardreamというユニットを作ってライバルだからこそ磨き上げることができる歌を届けるためにユニットを組んだ。そして今現在配信中。
星歌「せいかーい!天慧星歌でーす!」
コメント「せいちゃんおはよー!」
今日は朝活配信。正直に言うとstardreamのリスナーさんは女性が多い。男性が全くいないという訳でもないが。
星歌「今日は最後に告知もあるから最後まで見っててねー!」
コメント「告知楽しみ~!」
一時間後…
星歌「んじゃあそろそろ終わろうかな~ああ!そうだ!告知告知!」
コメント「告知忘れそうになってるw」
星歌「今思い出したからいいでしょ!んで告知なんだけど~来月すたーらいぶっ!っていうイベントを行います!」
すたーらいぶっ!とはかなりの大型イベントで、まず歌は12曲。そのあとチェキ会で、握手会。それで全部の企画が終わったら、リスナーさんへのサプライズで歌を披露。それでそのあとライブ会場の出入り口でみんなを送る。
コメント「すごー!」
コメント「夢爾ちゃんはいるの~?」
星歌「夢爾は今回、雑誌撮影でお休み。でもその代わり夢爾は雑誌の表紙になるし、stardreamのインタビュー記事も乗るからみんな楽しみにしててねー!」
コメント「なんで表紙にせいちゃんは乗らないの~?」
星歌「二人で表紙の撮影しちゃうと今日一日stardreamの配信なくなっちゃうんだよね~意外に時間かかるからさー」
コメント「なるほど~」
星歌「だから雑誌撮影は夢爾に頑張ってもらって私は配信するって感じ!もし二人で表紙撮影するとしたら長期休みの時にやるかな~」
コメント「休みの日なのに…」
コメント「無理しないでね!」
星歌「安心して!大丈夫だよ!じゃまた会おうね~!お疲れー!」
配信が終わった。明日は夢爾とどんな配信を作れるだろうか。それはまた次の時間で。
stardream おとべあ @otobea0223
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。stardreamの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます