バスケットボール

「スラダンって何ですか?」

「知らないのかよ……」

 私がバスケットボール部に入部した時の事だ。


 当時、井上雄彦先生著「SLAM DUNK」(集英社)が流行し、バスケットボール部に入部する者は多かった。


 てっきり、私もその類かと思われたようだが単にポールボールというバスケに似たスポーツが面白かったからであり、当時活躍していたマジック・ジョンソンがかっこよく見えたからである。



 だが、ルールは全くわかってなかったし、運動オンチの陰キャが体でぶつかってくるだけなので体力がすぐ切れる。それでも動こうとするので

 顧問に基礎からやり直すようにストップがかけられた。

 その後、顧問が変わり、後輩の上手さに行きづらくなり、学校のクラス内のいじめも酷くなってきたので、人づてに退部を了承していただいた。

 ここで、面倒臭がっていた朝練や後輩に抜かれてもそれがどうしたとばかりに身の丈にあった練習をしていたら、また変わっていたのかもしれないが過ぎた事を言っても仕方が無い。


 社会人になり、バスケもまたやり始めた。大学時代では当時の知人と3on3もしていた。

 再開したきっかけは、やはりライトノベルだったり漫画だったりする。

 蒼山サグ先生著「ロウきゅーぶ!」(KADOKAWA)や藤巻忠俊先生著「黒子のバスケ」(集英社)の原作やメディアミックス作品を見てようやくポジションと戦術を覚えた。

 また、レブロン・ジェームスなど現在活躍されている選手を知り、彼らのストイックな生活ぶりに真似はできないなと思いながらできる事をしている。

 実際に観戦はした事がないので国内外の試合にいつかは観に行きたいと思う。


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