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普通ではない人が普通に生きる為には、大きな犠牲を払わなければ生きていけない。

──『優しい世界は、自立できる世界』──

☆☆☆


 2024年4月25日(木)。21時31分。


 こんにちは。井上和音です。


 朝日新聞デジタルに登録しました。スタンダードコースで、一ヶ月無料だそうです。報道1930を見たり、NISA口座を作ろうとしたり、色々と動く上でやっぱり情報って必要なのかなと思ったりしました。


 ツイッターでも見てみましょうか。


☆☆☆


 「職場でNHKにようこそ!を読んでて思ったんだ。

 狂ってるのはこの世界の方だって。」


 「「漫画版NHKにようこそ!は、自己愛性パーソナリティ障害(中原岬)、ED、レズビアン、ODと、世間を先取りしていた素晴らしい漫画との評価を与えます」(謎の偉い評論家)」


 「仕事をせず(できない。眠くて、目がしばしばして、目をつぶって開けての繰り返し。)ただ、耐え忍んだ1日だった。」


 「【報道1930メモ】「円弱」の日本。失われた30年とは一体何ですかと長年疑問に思ってきたが、要は企業が積極投資することなく、経済が停滞した時代のことを言うらしい。アベノミクスで円安をあえて加速させて(どうやって加速させたのかは分かりません)、外需の拡大を図ろうとした。しかしながら、外需で稼いだ企業がどうなったかと言うと、内部留保ばかり膨らんでいき、労働者が経済的に豊かになるという性善説は日本の企業には通用しなかった。ちなみに、コメンテーターの堤さんは2011年頃に、当時の政策を見ていて「円弱になる」ということを確信しており、退職金を全て外貨に変えており(しかもドルだけでなく、オーストラリア・ドルなど多方面での外貨)、結果として外貨のままだと想定すると退職金が2倍になったということらしい。蛇足で一つだけ思ったのは、円弱で語学留学にアメリカに行くという人が、東京での取材でたくさんいたが、今の時代ならば日本に居ても英語などの外国語は勉強できるのではと思ってしまった。恐らく海外の文化なども肌で触れたいという意味での語学留学なのだろうが、お金持ちの愉悦でしかないのかなと思ってしまいました。」


 「耐えること何も生み出さないけど仕事なり」


☆☆☆


 昨日、疲労度的に9時間の睡眠が必要だと考えていましたが、8時間13分しか寝ていませんでした。寝不足でふらふらしながら職場に着きました。


 気が付いたのですが、私はきつい作業とかしていなくても、ただ座っているだけでも相当な疲労感を蓄えてしまうらしいです。きつかった。本当にきつかった。


 ぼんやりと座っていました。くたんくたんと寝そうになりながら座っていました。


 ここだけの話、合理的配慮の名のもとに、午後に十分から二十分程度の、栄養補給や睡眠確保のための休憩時間を取っていいことになっています。この時間は何でもしていいので、休憩室でちょろっと漫画版のNHKにようこそ! を読んでみました。


 NHKにようこそ!(漫画版) に出てくる皆さんのほとんどが病気です。何かしらの障害を持っています。ヒロインの中原岬さんはパーソナリティ障害と診断が下るでしょう。他にもレズビアンやEDといった、病気ではないにしろ、普通の人が全く出てきません。LGBTQを先取りしていたと考えたらなかなか凄い漫画です。


 というかですね。大学時代はNHKにようこそ! くらいの人間が普通の人間だと思っていたのですよ。精神がどこかおかしいけれど、なんとか生きているような人々。主人公のように性欲以外考えられないような人。思い出に生きる人々。それが普通だと思っていたのですが、今の職場を考えてみたら、そういう人が一人もいないのですね。みんな当たり前のように機械のように仕事をしています。以前、というかだいぶ前に「人間の対義語はシステムだ」と定義したことがあります。人間って何をしでかすか分かったものではないから、この世は法という名のシステムによって支配されることによって安定感を得ることが出来ている。法という名のもとで国家権力が与えられている。だから人間は不安定で当たり前と思っていたのですね。


 大学時代はそう思っていました。


 安定した人間なんてそうそういませんよ。


 気分次第で講義に出たり出なかったり。それが普通だと思っていました。


 安定して座って仕事をしている皆さんが当たり前だと思い込みかけましたが、NHKにようこそ! を久し振りに読んでみて、「いや、これは当たり前ではない。皆さんがあまりに優秀過ぎるだけだ」と、昔の自分の原点に立ち返ることができました。


 ありがとう、NHKにようこそ! ありがとう、中原岬さん。


 ところで、終業ぎりぎりまで座り続けた井上和音さんは、もう目を開けることが出来ないくらいに疲れていました。電車の中で倒れるかと思いました。コンタクトレンズだし。前髪が長くて目に刺さってくるし。


 そこで、Ray-Banのサングラスを掛けてみました。電車の中でガラスに映る自分を見ると、ヒカキンセイキンのように、もしくはもこうさんみたいに見えましたが、目に入ってくる光が優しくなりました。


 優しい世界。刺激の少ない世界。目を開けることが出来ました。ワイヤレスイヤホンの曲が聞こえてきます。電車の中だけど、一人新しい発見がありました。目を開けることが苦痛にならなくなった世界は、言うなれば自立した世界です。「眠くて眠くて仕方がないんです倒れそうなんです誰か助けてください明日もこんな感じなのです助けてください」という倒れそうな雰囲気を往々にして出していましたが、サングラスの中の優しい世界は、背筋が自然と伸びました。生きていけると思いました。世界は厳しいことだらけですが、工夫次第で優しい世界を作ることができます。優しい世界の中では生きていけるのです。皆さん、優しい世界を生きましょう。


 報道1930を見て、朝日新聞デジタルのスタンダードコースに入りましたが、多分、紙面が見れるコースでないと意味はないのかなと思っています。3300円よ。どうするよ。朝日新聞の株主にでもなればタダで見れるのでしょうか。多分そんな優しい世界は存在しないのかなと思います。


 山ほどKindleがあるのと、カードショップに置き忘れたのと、別の出費がかさんでしまったので6月はピンチです。もうダメです。Netflixを観たいけれど多分観ません。なんというか、疲れました。今日はパリ五輪のサッカーのアジア予選があり、負けたら終わりの見てみたい最大の決戦がありますが、11時からなので恐らく寝ます。これはメモ帳に書いておいた言葉なのですが、普通ではない人が普通に生きる為には、大きな犠牲や代償を払わなければ生きていけないということは、はっきりと分かりました。障害者を普通の人間というのはおかしくて、どこかおかしいので障害者なのですが、障害者が普通に朝に起きて(私の場合は午前8時)、5時くらいまで活動し続けている時点でどこかおかしいのは思います。障害者でこれができたら障害者じゃなくないですかと何となく思いますし、本音を言えば、これでももう充分すぎるくらいにきついです。合理的配慮とか色々してもらっていますが、それでも電車の中では毎日倒れそうです。高校時代はブラックな人生で死のうかなと考えた時期もありましたが、耐えた結果こんな大人になりました。薬を飲んでいるからきついのかもしれません。出来るだけ疲労を抑えるために糖分摂取も最低限に落とそうかなと考えています。とにかく寝ます。おやすみなさい。


 ツイッターだけではなく新聞も読もうね。

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