この度は、企画に参加してくださりありがとうございます！　純文学大好きでして、タイトルと最初の文章からぐんぐん引き込まれていきました。短いストーリーの中に、戦時中の描写や芸術に対する想いなどが自然と盛り込まれていて楽しく読ませていただきました。執筆とは、芸術とはいかなるものか、問い続ける主人公の姿勢に共感しました。
また、心地よい余韻を残す作品が好きでして、本作はまさにそれでした。タイトルにて墓標に始まり、末尾でそのタイトルを回収する手法は実に鮮やかでした。
色々書きましたが、上から目線のようでしたらすみません……！　企画テーマである「堕落」も素晴らしく料理してくださって、心からありがとうございます。