6月といえばプライド月間なのかもしれない
健康に気をつける月ですという話、が6月にはあるらしい。
でも6月といえばプライド月間だ。
私が働いている会社では、プライド月間に何かしているわけではない。障害の特例子会社だし、仕事で忙しく人間関係が冷え切っている会社だから、そういうのはしゃーない。それに障害に関する日だとしても何にもしないので、プライド月間に何かするのはむしろ解釈違いになってしまう。
私が働いている会社の親会社なのか関係会社なのか分からない大きな会社も、軽くググってもプライド月間で何かするという情報はない。この会社は一応LGBTQ+当事者が働きやすい会社作りを目指しているらしいし、PRIDE指標も去年ゴールドだった。でもそのゴールドさが、特例子会社である私の働いている会社とは無関係なんだよな。まあそれは元から求めていないから、しゃーない。
そこでプログレス・プライド・フラッグというレインボーフラッグに他の要素が加わった旗のことだって、知らない人が会社では多い。多いからこそたまにこのフラッグを社内で来客時に振っていてもあんまり話題にはならない。もし会社の人がこの旗が持つ意味を知っていたら無邪気に振ることができないから、別に今このままでいいかもしれない。
私は他人が自分のことを理解してもらえるなんて、はなから期待していない。
そこで性的少数者に対して理解しない人がいるってことを知っても、どうでもいいと思う。
この社会は終わりだ。色々と寛容になることで大事なことを守らなきゃいけないことくらい、分かって欲しいとは思う。自分のこだわりを、自分が偉くいることのできる立場を守るために、他者の意見を排除して、本当に大事なことを失ってしまうなんておろかなこと、今はしてるからな。
同性カップルだって、夫婦別姓の家族だって、家族は大事だという考えは基本的に同じだ。そうなのにそれが伝統的家族を守るという理由で否定されるのは、どう考えてもおかしい。
伝統的家族の敵は、家族いらない主義に決まっている。家族さえなければ幸せになれると思い、同性カップルも夫婦別姓の家族も、家族重視の世界に繋がるから反対。みんな家族なんて作らず、1人で生きていくのが良い。いやそれだと世界が続いていかないから、家族じゃなくてもゆるーく繋がる人間関係重視ってことかな?
ということでプライド月間はある意味家族制度を守るってことにもなっているかも? そんなこと、自分の立場が大事なだけの伝統的家族を守るために頑張っている人達は認めたくないだろうけど。
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