第3話

「相手を倒す?」

ヘッドが疑問を呈した。

「そう、一対一でボールを

蹴り合って相手を倒すの」

ハイトがケロッとして話した。

「変なの」

「まあ、ふつうのサッカーとちょつと

違うから」

「ふーん」

ヘッドはあっけにとられている。

「そこでハイトは最強のストライカー

だったわけか」

「まあね」

「なるほどね」

ヘッドが閃いた。

「それでいいよ。シュートの仕方を

みんなに教えてやってくれないかな」

「かつ丼二十杯」

「まだ覚えてたか(笑い)」

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