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    ボトルシップへの応援コメント

    こんばんは。

    顔につくかもしれない花型をはじめ、不思議な心持ちになるお話をありがとうございました。
    以前も読ませていただいたカラクリ階段の話もそうですし、どこか意識がふっと飛ばされるような、裏返るような、高黄さんの小説は魅力的です。風景の描写も印象的ですね。

    ボトルシップ。私も、あれってどうやって作るのよって、考えるだけで頭が気持ち悪くなっていました。

    最後の一行──まるで、ボトルシップが航海に出るようなものなのだ。
    が、心に刻印されました。


    追記
    おもしろい家のお話をありがとうございます! ただでさえ、幼少期の思い出には不思議が付き纏うのに。そのお話だけで一つの小説が出来そうですね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    余談ですが、このお話に出てくるベランダは、私が幼少期住んでいた変な家がモデルでして。

    まず、二階に、嘘みたいに広い(教室くらい)ベランダがあって、家の裏の擁壁の上が同じ高さで望めます。もう変でしょう、でもそれだけじゃない。擁壁の上の土地に、竹林が揺れていて、そこに雉がいましてね。毎朝、ケーン! と啼きます。その反対側の景色は道を挟んで田んぼで、その奥に小川が流れているんですが、なんと、誰かが放したプレコが泳いでるんです(笑)。ヌートリアまでいます。でも、夏になれば蛍が飛ぶようなきれいな川です。
    確か屋根裏部屋も変だったっけな。というのも、バレエ教室みたいに鏡張りになっててね。急な三角の屋根だから、屋根裏部屋なのに天井が高いという。
    そこは五軒先も家がないような田舎でね。蛍の時間になると、星が無数に見える。子供の私はその星空しかしらないから、それでも少ないなと感じるんです。

    一階は小さな店が入っててね、そいつらに盗電されてたんです。だから、引っ越しました。そのあと、宗教施設に買われて、それからどうなったのかは知りません。グーグルマップで見る限り、まだ取り壊されていないようですが。

    さて、今までの自分の傾向から、ここらへんで嘘だと種を明かされることを期待してるんでしょう(邪推ですかな?)。残念ながらすべて、本当のことです。いつから俺は、世界の片隅にある非常識に、立ち入れなくなってしまったのでしょうかね。