第2話 プロローグ2
空真は森の中を物凄いスピードで駆け抜け行く
「何時もありがとうな白虎」
『なに気にするなお前と俺の仲ではないか、そんな事よりいつも真名で読んでくれと言っているだろ』
「あ、そうだねごめんよ
『空真にもらった名前だ俺の一番の宝物なんだからお前が呼んでくれなくてどうする』
少し照れている小さな白虎が空真の肩に乗っていた
「確かにね、でも他人がいない時だけだよ真名は力を持つ者に知られたら大変なんだから」
『ここは霊山だぞ、人なんているはずないだろ』
「それもそうだね」
空真と白虎は笑いあった
空真が森の中を物凄いスピードで駆け抜ける事が出来る訳けは自分の体に白虎を憑依させた身体強化を使用しているからだ
霊山、富士の樹海を駆け抜ける気持ち良さは空真とっても上位に入る景色の流れだ
白虎
誰もが聞いたことある四聖獣、四神etc
一般人がよく耳にするのは風水での方角を守護している守護獣
漫画、アニメでもよく使われる有名な聖獣だ
名前のとおり白い大きな虎で風を司る
陰陽師の中では安倍晴明が使役していた十二神将の一神
空真と契約している白虎【白玖】の幻獣ランクとしても神獣クラスだ
幻獣ランク
神獣
聖獣/魔獣(上位幻獣)
中位幻獣
下位幻獣
子獣
白玖との出会いもこの富士の樹海のなかだったな
世界に3体しか居ない神獣クラスの白虎
中国にいる四聖獣の一神
日本にいる安倍晴明の使役していた十二神将が一神
そして空真の使役していた中位幻獣だった白玖が成長を遂げ神獣になった
世の中には一般人が確認できないだけで幻獣はたくさんいる
人々の脅威になる幻獣もいる魔物、魔獣
それらの討伐などを請け負う者たちは昔からいる
日本では陰陽師
日本政府は秘匿しているが宮内庁には陰陽課が存在している
安倍晴明の使役していた十二神将の管理も陰陽課の仕事だが実際は幻神家の仕事は
霊峰富士には神獣が五体いる
十二神将の朱雀・青龍・白虎・玄武そして今から会いに行く黄龍だ
白玖は安倍晴明の使役していた白虎の子供だ
樹海で修行していた空真とたまたま出会い懐いたため親の白虎に育ててくれと頼まれた
白玖との出会いを思い出しながら移動している内に目的地に到着した
富士の洞窟、龍脈へと続く道だ
この場所には結界が張ってあり一般人には見えない様になっている
「さて、白玖ありがとうここからは1人で行くよ」
『そだな、黄龍様に宜しく伝えておいてくれ、じゃあな』
そう言うと白虎は消えて居なくなった
「さて黄龍様起きているかな?」
空真は洞窟に入って行った
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