幻獣使い(現代テイマー)の異世界召喚巻き込まれ~のんびり異世界幻獣牧場を作ろう~
@kou6511
第1話 プロローグ1
富士の樹海の側で暮らしている一家
「 幻神家 」
陰陽師に秘匿、管理されていた一族である
陰陽師達が使役する式、式獣、式神は本来幻獣使いが使役、契約している者達を借り受けていただけであった
かの有名な安倍清明の十二神将ですら幻獣使いから借り受けていたのだ
契約方法は簡単幻獣使いの契約幻獣等に力を示して納得すれば契約出来る仕組みである
幻獣使いとは幻獣のブリーダーである
しかし幻獣達の力を100%引き出す事の出来るのも幻獣使いだけである
最強陰陽師であった安倍清明ですら幻獣の力を使えたのは20%ぐらいであろう
幻獣の100%の力は天災になりうる
故に自分達の力を隠す為に自ら陰陽師に管理される事を望んだ一族
現代における幻獣使いの役割もあまり変わらない
・現代陰陽師への幻獣貸出
・神社の神主への神獣貸出
政府に秘匿されているが現代でも陰陽師はいる様々な部分で活躍されているがそに話しは別の機会に
さて今回の主人公
彼は現在一族最強の幻獣使いである
小物から最強種の神獣を少なくとも100柱と契約している
性格はのんびり、いやグータラである
家の牧場と農業を手伝いながら動物、幻獣と戯れるのが一番の祝福だと思っている
しかし彼は天才であった
・武術全般、運動神経最強
・知識、勉学は一度確認すれば覚える
・生産能力等も一度で理解してしまう
自分自身ですら気持ち悪いと感じるくらいであるが故に全力を出す事は絶対にしない
そんな空真は何時もの様に朝早くから牧場と農園の手伝いをしていた、幻神家の朝は早い朝4時には活動を開始している、空真は手伝いを終わらせるいつもより早めに家を出ようとしていた
「じゃ~行ってきま~す」
「行ってらしゃい、今日は出るのが早くないか?」
空真に話しかける男性は父
「少し霊山が騒がしいから様子を見てから学校に向うよ」
「その様子だと黄龍様にお会いすの?」
空真によく似た女性が話しかける
「そうだね黄龍様に挨拶してくるよ母さん」
空真が母さんと呼んだのは
現幻神家当主 :
「お前ぐらいだい直接黄龍様と話せる者は、さて確かに霊山が騒がしいから私も神域の祠で清めを行おうかね」
母さんがそう言うと
「じゃ~今日の牧場と農園の仕事は無しだな、片付けは俺の方でやっておこう」
父さんが作業調整を提示すると空真は
「父さん大丈夫だよ俺の幻獣達が農園の作物採取はやってくれるみたいだから牧場の方を重点的に片付けしてくれれば良いみたいだよ」
「それは助かるな!!」
「ほら、空真そんな雑談してないで早くお行きなさい黄龍様にお会いするんだろ!!」
「あ、本当だ急がなきゃ!! じゃ~本当に行ってきます~」
母さんからの指摘を聴いて慌てて霊山に向う空真であった。
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