第2話
今日は推しのライブがあった。
少しだけ遠いが大阪に前泊してまで来た。
とても大好きな推したちだ。
彼らの声だけで暫くは生きていけるほどだ。
推し活がたまに虚しくなる時がある。
推してても何も得られないということを認識してしまった時だ。
たまにそれは波となって私に襲いかかる。
だけど、それは承知だし何より疲れたら離れたらいいと思っているから全然他の子よりかは気が楽。
だけど、専門で出来た友達が推しのことを好きになってくれてそれから推しの話を良くするようになった。
それが何故か酷く疲れる。
彼女に対して何か劣等感を感じる。
何なのだろう?
彼女に対してマウントなんて取りたくは無い。
推しに対して顔向け出来ないことはしないと決めているから。
だけど、どうして。
この感情は何だ?
私の方が好きだって、そう言いたいのかな?
私は。
私の方がもっと前から好きだったって言いたいのかな?
私は。
私はどうしたいのだろうか?
私は、何をしたいのだろうか。
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